騒がしい姫たちと、騒がしい日常を、蹴りで救って取り戻せ!

(現フ)17.おきけんっ! ~ 間六彦とグレープフルーツ姫~(作:青貴空羽 様) ※完結お疲れ様でした※

『痴話げんか?』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882692197

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882692197/episodes/1177354054882797539



 少女に会って欲しいと誘われるエピソード。

 小動物とその発見者がやらかす。


>視線も合わせられない小動物に、少し距離をとって間六彦はなだめようとした。

「や、その……とりあえず少し、落ち着いてもらえるか?」

「ひっ、ふっ、う、く……っ!」

「だいじょうぶだ、危害を加えるつもりはない。ただ、話し合いたいだけだ。出来るだろ? お互いいい年いった男女だ、なぁ?」

「う、ふぅ? う、くぅ……くぅん?」

「そうだ、敵じゃないぞ、むしろ味方だ。心開いてくれ。なにもとって食おうなんて気は毛頭ない。ただ俺はお前とわかり合い、た――?」


 周囲をドン引きさせる二人の無自覚さも面白いが、六彦の、犯人を説得するような台詞回しが興味深かった。妙に板に付いている。

 そして事態は、安定のカオスへ。

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