あらゆる選択肢を揃えた、紛う事なき完全無欠のラブコメ。信じてないのは主人公だけ。

(恋愛)8.俺はラブコメがしたいッ!(作:まるまじろ 様) ※完結お疲れ様でした※

『第10話・お兄ちゃん×ヤキモチ』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/4852201425154909734

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/4852201425154909734/episodes/4852201425154915079



 親友とお祭りに行くために出かけると、待っていたのは妹でした――なエピソード。

 タイトルを良い意味で裏切ってくれる展開満載である。


>小さなバッグから財布を取り出そうとするのを止めると、申し訳なさそうに俺を見てきた。

 こういう律儀で遠慮深いところも兄のまひろとよく似ている。何て素晴らしい妹だろうか。まさに妹という存在の理想で完成形と言っても過言ではないだろう。

「今日はまひるちゃんのお祭りデビューなんだからさ、ここはお兄さんに任せなさい!」

「……ありがとうございます。龍之介お兄ちゃん」


 破壊力が凄いね。

 ちなみに本文にもあるように、血の繋がった妹ではない。一応、他人の妹さん。

 しかし、何人もの読者が突っ込んでいらっしゃるが……「ラブコメがしたい」? 主人公よ。お前さんが言うな。

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