『下・花の精霊 4、闇に、灯る』について感想書いてく
(作品URL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885636698
(エピソードURL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885636698/episodes/1177354054885648015
神殿の周囲で進行する様々な事象のエピソード。
現れる力とは、何か。
>黒い水面の上にぽっかり浮かぶ、白。薄い紅色に染まった花弁の先は、中央で見たものより上を向いて、少し閉じかけているようだった。そうすると、すぐそばに浮かぶ少女も、その目に半ば、瞼ををかけている。
(眠たいんだ……。もう夜だもんね)
中央の前庭の池に浮かぶ睡蓮の花々が、夜になれば花弁を閉じて水中に沈むことを、ラアは知っていた。
瞼をかけている――という描写が良かった。全体としてとても可愛らしいイメージ。
単に「眠そう」と表現しただけでは味気ない。神々が織りなす世界に、そうした描写の配慮はぴったりと合うと思う。
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