これは、勇者と魔王が奇跡の和平を成した『あと』の物語。

(異フ)26.囚われの魔王(作:和泉ユウキ 様) ※完結お疲れ様でした※

『第8話』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884512738

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884512738/episodes/1177354054884966396



 遠目から主たちを観察する仲間のエピソード。

 彼らの信頼関係や、人間と魔族の過去と現在の関係をうかがい知ることができる。


>一見すると砕けた言動を取っていても、その実一線を引いている。懐いてくれている城下の子供達に対してさえ、同じだ。

 アリスが素の表情を見せてくれるのは、自分達双子と、重鎮である一人の宰相くらいかもしれない。

 それだけ、上に立つ勇者は孤独だ。先代の勇者もそうだった様に。

 だからこそ、自分達だけでもアリスの安らぎの場所でいよう。そう決めて、今、ここに在る。


 こういう関係はいいよねと思う。

 勇者だからこその孤独があっても、それを支えよう、安らぎの場でいようとする仲間がいるのは、心強い。

 絆というものは、やはり読み手にとっても心地良く感じるものだ。

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