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　一難去ってまた一難、のお話。

　危難を乗り越えてきたため、もう家族の一員だという意識がキャラの行動からはっきりと伝わってくる。

　タイトルの内容をストレートに表しているなと思った。

＞菜々花は剥がれ落ちないようにしっかりとガムテープを貼り付ける。ネットは微風に吹かれ、稲のように少し揺れていた。

　こういうささいな描写を大切にする作者の方が、もっと増えればいいなあと思う今日この頃。

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