第18話 ☆が欲しいか? ☆が欲しいなら……くれてやるっ!

 寒い……財布が(財布かよっ!

 や、財布じゃなくて、心が(心かよ!


 ヒシヒシと冬の気配が四六時中体に纏わりつく今日この頃。

 皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 えーきちです。

 私は雪国(?)生まれですが、非常に寒さに弱いのです。や、語弊があるな。寒さは我慢はできるのです。過去にマイナス15℃の雪山でギターを弾いた経験ありますから。知っていましたか? マイナス15℃だとピックが簡単に割れるんですよ? 車のウォッシャー液は出ないし。マイナス10℃になるとやっと出ます。で、出た瞬間にフロントガラスが凍りつきます(死ぬ

 や、そうじゃなくてですね、寒さが嫌いなんです。それはもう、大嫌い!

 たとえば、華やかな街を颯爽と歩くミニスカートのお姉さんを見ているだけで腹が立ちます。見ているだけで寒いです。軽く死ねるくらい寒いです。しかし、私の本能が視線を逸らす事を許さないのです。

 いったい、どんな拷問だ!?



   *    *    *


 なんて、どうでもいい話はさておき、カクヨムコンが近づいてきましたね?

 皆さま☆は欲しいですか~?

 はいはい、そうですね。☆、欲しいですよね(ギャグではない

 一生懸命書いた物語を読んでもらって、おまけに評価してもらえるんですよ? 面白かったって。そりゃあ、☆をもらえた日なんて、興奮して夜も眠れません。

 さて、では☆を貰うにはどうすればいいでしょう?

 面白い話を書く?

 正解です!

 しかし、面白い話を書いただけでは☆は貰えません。下手をすればゼロです。

 なので、これから私が☆を増やす方法をとくと伝授します。☆なんていらねぇやなんて方がいらっしゃいましたらこの話の最後まで飛んじゃってください。


 カクヨムには公募の為だけに物語をアップしている方々がいます。

 彼らは主に他のユーザー方々と交流しません。フォローもしません。他の方の物語も読まなければレビューもしません。こういった方々が結構います。

 その公募用の作品は評価ゼロまたは限りなくゼロに近い事が殆どです。

 では、面白くないのでしょうか?

 いえ、違います。

 先日、つばさ文庫小説賞の一次選考通過者が発表されました。その数三十六作品。内、カクヨムからは十八作品が通過しています。

 半分がカクヨムからなんですね。意外とやりますね、カクヨム。

 しかし、その半数くらいがカクヨムで活動している訳ではない公募の為だけに作品を公開している方々です。

 ☆なんて必要ないんですよね。だってカクヨムで活動している訳ではないんですから。なのに一次選考を通過している、面白いと判断された物語です。

 これではカクヨムコンは選考落ちです。彼らがカクヨムコンに参加するとは思えませんが。


 これでおわかりになられたでしょうか?

 ☆を貰いたいのなら、面白い作品を書くだけではなく、他の方々と交流しないといけません。

 カクヨム内では色々な交流の仕方があります。読み合いの自主企画もそうですね。

 ここで勘違いされてはいけないのですが、自主企画に参加したからとて、☆が増える訳ではありません。

 読み合いの自主企画は、読んで字の如くです。

 それを理解していない方が結構います。

 読む気はないけど、自作は読んで欲しい、と。

 そんなの読まれる訳がありません。当然、評価もありません。

 ごく稀に、積極的に企画に参加しているカクヨムユーザーの方が、奇跡的に読んでくれるかもしれませんが、大抵そういった企画の参加者は100名超えです。そこから読むに値する作品に選ばれる事は稀でしょう。


 では、どうするか、です。

 結局、物語を書いているのは人間です。

『フォロー返ししません、☆も返しません』と謳っている作家様でも、自作を一生懸命読んでくれて、本当に内容に沿ったコメントをくれて、読んだ事でレビューも評価もしてくれた人は気になるものです。

 どんな話を書いているんだろう?

 私は気になります。

 もちろん、評価をしてもらったからお礼に評価する、またはフォローをするなんて事はしません。フォローは自分がしたくてする。相手が自分に見向きをしなくても。これが鉄則ですから。

 しかし、自作を読んで楽しんでくださった方の作品はちらっとでも読んでみたくなります。

 あ、は、却って反感をかいますからね? 絶対に見に行きません。あと、当たり障りのないコメントも、まず見に行きません。

 このコメントは!? って方は伺います。

 だって、コメントやレビューが面白い方って、作品も総じて面白かったりしませんか? 私が某所で面白レビューを書いたら、そこから作品フォローしてくれた方もいました。書いてみるもんですよ、面白レビュー。


 要するに、これがカクヨムの交流です。誘導ではないのです。

 ☆が欲しければ面白い作品を書くだけではなく、他の方々と交流してみてはどうでしょうか?

 ただこれって、面白くない作品を書いている方も、☆が貰えてしまうんですよね。☆を投げるのはタダですから。そこは、プライドを持って頂きたい。

 私は相互フォローしている作家様でも、仲良くして頂いている作家様でも、必ず☆みっつなんて事はありません。

 ☆は面白いから投げる。

 結局これが一番大切なんですけどね。



   *    *    *


 最後にちょっと宣伝です。

 先日、ゆあん様の自主企画「筆致は物語を超えるか【海が太陽のきらり】」に参加させて頂きました。これは、お題のプロットから参加者各々が物語を書く企画です。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054891740375


 お遊びと言われればそうなのかもしれませんが、本気で書き上げました。公募に出すくらいのつもりで。そこで、結構な評価を頂き、私の作品の中では一番の☆の数になった次第です。ちょっと複雑な心境ではありますが。

 企画内容が企画内容なので、参加者全員が積極的に読み合ったからだと思います。

 文字数一万文字なので十五分、二十分くらいで読めると思います。もしよろしかったらちらっとでも読んでみてください。

 某方には『おっぱいきらり』とネーミングされてしまった問題作です。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054891855532



 あと、皆さまの応援のおかげで、『神小セブンワンダーズ』がつばさ文庫の一次選考を通過しました。

 昨年、三作投げて全滅した時は、心が折れそうになりましたが。なんとか生きてます。『ものくろ』の方は落ちてしまましたが。

 昨年、全滅した後に近況報告で「クソ―! オレの力はこんなもんじゃないぞー! 来年は見てろ、つばさ文庫! 絶対にギャフンと言わせてやる!」とか「今度はもっと面白い話を書きます! 期待していてください!」とか書いたのが無駄にならなくてよかったです。

 お時間がある時にでも、ちらっと読んで頂けると幸いです。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054889651679


 それでは、カクヨムコン頑張りましょう?

 何か書くのか、私!?

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