第13話 プロフェッショナルなアマチュア
はい、はい、今頑張って書いてますから、もう少し、もう少し待っていてください。はい、ええ、必ず素晴らしい物にしますから。ええ、必ず。
えーきち@只今執筆中!
窓の外は激しい雨が降っています。
古い我が家は、面倒くさがりの私のせいで外れた雨どいが放置されたままで、滝のような雨が屋根から流れ落ち、石畳をバシャバシャと叩いております。
梅雨ですね。
じめじめしますね。
暑いのは平気なのですが、湿気は大嫌いです。
直射日光も大嫌いですが。
先日、娘の運動会を見に行った時、直射日光がキツすぎて、タオルケットを頭からすっぽりかぶっていました。ライダースジャケットを着ているのにです。
気温は34℃。
周りの人たちの化け物でもみるような視線もキツかったです。
と、まったく関係ない話から、いきなり走り幅跳び世界記録並みのジャンプをしますが、カクヨムはプロフェッショナルの集まりです。
は!? と思ったそこのアナタ。ハッキリ言って、それは正しい。
カクヨム内には商業作家様もいますが、書き手のほとんどはアマチュアです。しかし、そのアマチュア作家様が、実はとんでもないプロフェッショナルである。と言う話。や、別に頓智を利かしている訳じゃあないんです。みさなん、プロフェッショナルなんですよ。
以前に少しやり取りした事がある作家様のページに、久しぶりに足を運びました。
すると今、実に面白そうな話を連載しているじゃありませんか。
『ミュゲ書房』オレンジ11様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889794694
元ラノベ編集者とミュゲ書房という本屋さんのお話です。
まだ連載途中で、私も第一章を読み終えたばかりですが、面白いですよホント。
で、彼がこの作品を執筆するにあたって、エッセイにて印刷の事を質問されていました。そこでこのお節介野郎が動かない訳がありません。
年齢や居住地は公表していませんが、私は仕事は公言しております。
そうです、印刷オペレーターです。
自称カクヨム一印刷に詳しい男、えーきちがオレンジ11様の印刷の疑問にお答えした。といった、アツい男のヒューマンドラマ。というのは冗談で、私はアマチュア作家ですが印刷のプロフェッショナルなんです。
私だけではありません。
他のアマチュア作家様も、それぞれがプロフェッショナルなはずなんです。専業主婦の方だってプロフェッショナルです。学生だってアルバイトだってプロフェッショナルです。その方面で、ほかの人よりもリアルで深い物語が作れてしまうのです。
いくらファンタジーを書いていても、そこにリアリティが皆無なら、誰も共感できないのではないでしょうか? そこで、自分のプロフェッショナルな経験を生かした内容を織り交ぜます。
今回のオレンジ11様の作品は、多岐方面にわたってリアルであればリアルであるほど面白くなる物語でもあります。もちろんオレンジ11様もそれをわかった上で、色々な事を調べています。
印刷の知識を得る為に、『ようこそ、街の印刷屋さんへ! 教えて、革ジャン先輩!』の第一巻を一気読みされていました。凄い知識欲です。だから面白い。
そりゃあ、物語なんですからファンタジーなんでしょう。しかし、人を惹きつける魅力はどこまでリアルを追求できるかなのではないでしょうか?
そんなリアルな世界に、私の知識が役に立つなら、出し惜しみなどする訳がありません。読む側である私も、より面白い作品を期待していますから。
アマチュア作家でも、みんなプロフェッショナル。
私の知らない知識を、みなさんは持っています。
私の描けない物語を、みなさんは書けます。
商業作家様が書けない物語だって、みなさんは書けるはずです。
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