※ あとがき

 と、言うわけで『どう続くのだろう』と想像していただけたでしょうか。


 以下、私の解釈を書いていきます。


 母が残したメッセージこそ、小説タイトルの『想い』であり、重点となっています。


 舞台は年末の大掃除。


 しおりかがりは別行動を取っており、栞は窓の閉まった母親の部屋にいて本棚を布ハタキで掃除しています。篝は1階にいるつもりで書いています。

 隣の部屋にでもいるように捉える方がいるかもしれませんが。(笑)

 パタパタのあとに『けほっ』を入れているのは可愛いと思ったから。


 ただそれだけ。


 『お母さんのせい』を強調しました。

 お母さんが生きている場合、皮肉に聞こえそうかな、と。

 お母さんが死んでいる場合、母親を懐かしむような。


 サボってないで他の部屋もやってよー? というセリフ。

 流しそうなセリフにも、時間が経っている事を暗示させています。

 掃除をし始めて、他の人がサボっているかを『何分くらい経てば聞くでしょう。』


 お気に入りの本を見つける、……おかあさんは何を言おうとしていたのだろう。

 このあたりが『想い』とは、に向けようと苦心した所。

 『日記のように書かれていた』とするより『普段は見ない部分に何かある』方が雰囲気の良いものになりそうだと思った。

 『丸めていた紙が』としないで『折り畳まれた紙片』としたのも同様。


 口うるさくなった、という部分も『なるほどの何かが過去にあった』事を示唆させました。


 3人へ向けたメッセージ。

 まるで別れのような文言。謝り、示唆する流れ、そして急な行動。

 しめの一言への布石であり、おそらく「言わねぇのかよ!」と思わせる。(笑)


 本当は500文字にしたかった。

 文才のある方、よろしくお願いします。


 ジャンルを当初『その他』にしていたのも含みがあります。

 現代だと言われれば現代に、ファンタジーだと言われればファンタジーになりそうな……描写次第でしょうか。



 と、色々書きましたが、こんな事を考えて書きました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『書き綴った想い』 あるまたく @arumataku

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ