今回も見事な解決方法であり、テーマが深かったです。
荻久保さんが常識のある人だったこと、更に巴ちゃんの自信も取り戻してくれる人で良かったです!
過去に受けた叩きは辛い想いをしたと思いますが……。
書いたものを人に見せることが勇気がいるのは絵も文章も、一緒ですね。
私もリアルでは読んでもらったことはありません。
ジャンル的にも勇気がいります(汗)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
SNSにしろ実際のサークルにしろコミュニティの中で誹謗や攻撃的な行動がまかり通ると、善意の人間を遠ざけるだけでなくコミュニティそのものが廃れるという話でした。
荻久保さんは自分が誹謗中傷された過去があったからこそ、同じ思いをさせまいとする優しさから巴ちゃんを気遣ってくれたようです。
私もちょっと恥ずかしくてリアルでは人に見せられませんね。
……次章は謎解き要素から外れた話になるのであまり好みではないかもですが、その分最終章ではミステリに力を入れてますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
今回もテーマに沿ったストーリー構成、鮮やかに事件解決を図った月ノ下君と星原さん、そして雪世さんの博識ぶりに脱帽させられました。
ラストの部分も青春要素のある爽やかな終わり方で読了感が凄く良いですし、何より過去に登場したキャラクターを掘り下げてスポットを当てる手法、またその当て方自体が絶妙で素晴らしいと思います。
神田さんと大塚さんの作品を音読している月ノ下君を想像して笑ってしまいました。それと同時に作者の眼前で音読してしまう月ノ下君を『鬼だなー』とも思いました笑
そしてあの場面をノリノリで書かれていたであろう雪世さんを想像すると、これを書いている時点でまたニヤニヤしてしまいます笑
本当に毎回読んでいて楽しいです。
作者からの返信
コミュニティでモラルが下がったときにそれを正すのは難しいものです。通常は運営する側になんとか対応してもらうものですが、今回は漫研の一人である荻久保さんに味方になってもらうという裏技的な解決でした。
巴ちゃんの意外な一面が見られる回でした。
私も自分の書いた話をリアルで目の前で読まれるのは結構つらいかもしれません。
嬉しいお言葉です。
ありがとうございました。
まさか巴ちゃんが私と同じタイプだったとは驚いたぜ……(笑)そして月ノ下くん、君も妙に詳しいね…。
グレシャムの法則、クドリャフカ、どっちも少女漫画で学びました。
自分が書いた作品音読されるのしんどいよね!!! 月ノ下くん、それでも「一生懸命書いた」って言ってくれるって良いやつか!!
巴ちゃんのはっちゃけぶりがすごく楽しかったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
巴ちゃん、意外な創作趣味がありました。
月ノ下くんもそこそこ詳しいのですが人前ではあまり語らないタイプです。
私も自分の作品を身近な誰かに音読されたら、赤面してしまうかもしれません。
とても嬉しいお言葉です。
ありがとうございました。
拝読させていただきました。
ハンドルネームの錯覚による謎の提示と、それに組み合わされたテーマ。
非常に面白かったです。胸が痛くなりましたが、そこはそれw
星原が今回「安楽椅子探偵」っぽくなく、積極的に動いていたのが新鮮でした。
作者からの返信
胸が痛くなった……。
「にわか」と「古参」のどちらの立場で思うところがあったのかはわかりませんが。
ただ、私自身アニメや漫画が好きな人間でして、今時のアニメファンが最近の作品しか語らないのを見ると「いやもっと昔に面白い作品があるんだよ」と言いたくなる時があります。
しかし、そう言う押し付けをするのは老害かもしれないなと思って我慢してます。
自分自身も生まれるより前の作品を見るかというとあまり見ませんしね。
古参になるにせよ、にわかの立場でジャンルに入って行くにせよなるべく負の感情を振りまかずにしたいな、と思いながら書いていました。
月の下くんと星原さんの会話、いつもながら深く、そして絡み合っていますね。
高校時代、同じようなテーマで議論をした記憶があります。議論しただけで、結論には至りませんでしたけど。
青春の熱い残像を見た思いです。読み終えて、余韻に浸っています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。とても嬉しいお言葉です。
色々なジャンルやコミュニティ、SNSなどで普遍的に起こりうる問題かなと思って掘り下げてみたお話です。
サトヒロさんもこういう議論をしたことがおありなのですね。
こういう軋轢は解決は難しいですが、一人ひとりが自分が「新参者」になったとき、あるいは「古参」になったときどうあるべきかという視点を持っておくだけでも、良い方向に変わるのではと思います。