Twitterより失礼します。
一章まで読み進めました。主人公がカッコ良すぎます!そしてヘタとニーナの姉弟愛には感動しました。
女神様が腹黒そうなのもツボです(笑)
何より読みやすい文章と、敵のシュヴァリエを只の悪役では終わらせない展開、そして迫力のある戦闘描写には感服いたしました。
これからヘタと龍之介のコンビがどのような物語を紡いでいくのか、とても楽しみです。
執筆頑張ってください‼︎
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます!
現在、ありきたりになってしまった異世界転生の物語を自分なりに解釈して今作は書き切ってみました。
スピード感を重視した展開と、登場人物たちの成長を込めておりますので、そこも楽しんで頂ければ幸いです。
ありがとうございます!
編集済
とりあえず一章読了しました。
総括として
細かなことにはなるのですが、文章作法の一つとして「…(3点リーダー)や―(ダッシュ)は2個セットで使う」というものと、「段落途中の?や!の後にはスペースを一つ入れる」というものがあります。余裕があって特にこだわりなければ守るのをおすすめしてみます。
寝る時の描写として「ZZZZZ……」という効果音は漫画ではありがちな手法ですが、漫画などに慣れており、小説を視覚的に見る人には効果的ですが一方で脳内で映像再生したり、読み上げる人からはまだ想像しづらい手法かと思います。媒体によって表現の手法の通じやすい通じにくい、好まれやすさに違いがあると私は考えており、たとえばアニメでも寝ている人が「ZZZZ……」と言うことはあまりありません。ですので使い所が悩ましいと思います。
プロローグでのシリアス、中二病的な雰囲気とは一転してコミカルな物語として始まりました。しかし、それならば最初からギャグパート全開で、特に一番最初を笑わせることに力を入れる、というのもアリなのではないか、と思いました。シリアスが欲しい人は冒頭で期待して拍子抜けするでしょうし、ギャグが欲しい人が1話目で読むのをやめてしまうのももったいないかなと。おそらく意図としては、かっこよさで魅せてから笑わせて飽きさせぬように、といったものもあるのかもしれませんので参考程度に。
ギャグパートですが、意識すると良さそうなものが二つあります。一つは役割分担、もう一つはテンポです。
キャラの掛け合いによるギャグの作り方として、ボケとツッコミで成立するものがあります。この作品においても、最初は女神が、次はヘタがと破天荒で奇想天外な行動をする主人公に振り回されツッコミ側に回る、となっています。基本的にツッコミというのはツッコミに見せかけたボケでない限りは、つっこむ分野において常識人である必要があります。ですので、つっこむ側に読者が共感や理解を得られるように、そこにいたら普通の人はこう思うだろうな、といったことが伝わるように描写できるとツッコミに説得力が入ると思います。
また、ボケる側もとにかく変な行動をさせれば良い、というものではないでしょう。それではただの頭のおかしい人間になってしまいます。はたから見てて笑える、というのと見てて飽きない、愛着がわく、というのを両立させるためにはただ頭がおかしい、ではなくおかしいなりに意図や思いがあるのだ、とどこか一本筋が通っている、キャラが一貫しているのが好ましいと考えています。
ですので、彼がおかしな行動をするときに「こいつは変なやつだから」「こいつはそういう奴だ」と終わらせるのではなく、彼は彼なりにそういう理由があってしている、と作り込んでみるというのを、(現時点でされていたら申し訳ないのですが)してみると良いかと思います。
現状、シリアスの部分がよくできているので逆に、ギャグが少し目につく印象です。
また、ギャグパートのために余計なことをしすぎて代わりに必要なことをできていない、というのは読者の不安を煽ったり、主人公への好感度が下がる要因になりやすいです。たとえば女神に余計な質問をしすぎたせいで、聞きたいことが聞けてないまま召喚されましたし。女神が付いてきたので結果オーライ、とも言えますが、女神に詳しい話を聞く前に戦闘に入ったのでここでまたできてない状態に。
ギャグというのは万人にウケるとも限らない、ということもあるので、モノによっては意味のあるギャグ、伏線として回収されるなどあとから使用される、というのも視野に入れていくとウケなかった場合でも読み進めやすいですね。
それがうまいなろうの作品だと「この世界がゲームだと俺だけが知っている」や、今は削除済みですが有名な「このすば」などもそうですね。
面白ければ別に役割なんていらない、というのも真理ではありますが。しかし急に今より面白いギャグを、というのは難しいですし、使える手札が多いと技術が足りない、と悩む壁も少なくなるかな、と。
ストーリーはとても良かったと思います。キャラはもう少し各場面で掘り下げエピソードがあると、彼らの内面についての理解が深まるかと思います。弱点が逸話にちなんでいるとかあると私的にはより好みですかね。お姉ちゃんのお仕事が具体的に聞きたいような、聞きたくないような。悩ましい……!
作者からの返信
お読みいただき、アドバイスもありがとうございます。
…リーダーや、!?の後の空白、などは書きあげた後に知り、修正しました。ちょこちょこと読み直しては修正しているのですが、まだ結構あるようです。随時、直していきます。
プロローグ0は、他と比べてかなり短くして、シリアスから入りました。それは、龍之介の最初の死が、決して良いものではなかったことを表現したかったからです。なのでコメディパートと差別化しました。
笑いについては、自分も勉強中で、いろいろと苦闘しています。アドバイスを読ませていただき、なるほど!と思いました。役割的には常識人がいない時にはセレスヴィルを、ヘタと出会ってからは、ヘタをツッコミにしていましたが、龍之介もセレスヴィルも、ヘタも自分の中でキャラクターが固まっていて、都合良く動かせなくなっている自覚がありました。
コメディパートは説明をなるべく省くために、とテンポよく進めるために使用しています(自分が書きやすいということもありますが)
恩恵や加護など設定はしていますが、それを丁寧に説明すると進行上でフットワークが重くなり、説明だらけになりますし、何よりも融通が利かなくなるのを怖れて、です。
ただ、やはりまだまだ勉強不足で、シリアスなシーンなどに比べてウケは悪いように感じています。こればかりは精進するほかありません。ご紹介の合った小説も読んでみたいと思います。
ありがとうございます!
あ……よかったです。第一章の10は漢が膝をつく意味を掘り下げた方がいいのでは?
8と9で怒涛の感動をしてうるうるきてたのが、なんだか落ち着いてしまいました。9で読むのをやめておけばよかった。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
一章10の龍之介との契約のシーンは、龍之介がこの異世界に留まるかどうかのシーンでもあります。書いてる時は、ここから先にも、ストーリーはどんどん展開していくので、このあたりはあっさりしてもいいのかなと、少し淡白になってしまっていたかもしれません。
少しヘタの心情を付けたし、また、ヘタのその後の出来事を暗示するようなシーンも少し追加することで、この後のスト―リーに期待して貰えるように改稿いたしました。
龍之介が膝をつく意味と言うのは、少し自分の中で留意し、説明が必要かどうか考えてみます。
この一章の最後の部分で、ご期待にそえなかったことは、自身の未熟ですね。
ですが、こういったご意見を貰えると、まだまだこの小説も改稿し、面白くできると思っておりますので、何かあれば気兼ねなくお聞かせください。
この度は、貴重なご意見ありがとうございます。
ひとまず一章読破。長くなりますが感想をば。
ヤのつく方が異世界転生とは、というか。隠さず申せばまた異世界かぁ転生かぁとやや肩を落として読み始めたものの、3話からの調子が思いの外良い。
姉弟の関係、主人公とヘタの関係が、話が進むに連れてなるほど、そういう共通点があって、このような設定に行き着いたのだなと感じました。
3話では主人公がヘタにものを説きますが、「命をかけてまで召喚した」という行為まで汲み取れていないあたり、主人公もまだ自分の価値観の押しつけが目立ちます。お互いが精神的にまだ未熟であるという様子をうかがわせるので、後の成長する姿が期待されますね。
5話では戦う直前の煽り具合がとてもよろしい。これが書きたかったんだろうなと、作者がいきいきと描いているのが感じ取れて楽しかったです。
敵対キャラクターも程よく掘り下げがなされていて、とても楽しんで読めました。
総評、世界観の掘り下げよりは人間ドラマをベースに置かれた異世界転生ものということで、個人的にコメディタッチの部分が若干寒いなとは思いましたが、完成度が高く読みやすかったです。なかなか、物事の理由にも根拠が敷かれていて読み終わってスッキリする内容でした。面白かったです。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
一章まで読んでくださり、細かく感想やご意見を頂き大変感謝しております。
異世界転生もので、がっかりさせてしまい申し訳ないです。
ただ、自分が異世界転生ものに向き合った時、どんな風に書くかなと考えて、自分なりの解釈で書き切ってみました。
3話は読者がヘタを良くも悪くも「わがままな子供」と思わせるためのミスリードのつもりで書きました。龍之介も見事に引っ掛かった形になります。ヘタの大望を自分だけの願いと勘違いさせたかったわけです。それが間違っていると解れば、龍之介も助けに応える意義があると考えました。
5話の龍之介の登場シーンは、好評を頂いているようで、ホッとしています。前半の一番の盛り上がりなので。
敵対するキャラクターも、偉業を成した存在なので、独自の価値観を持っていると思い、また立派なキャラクターとして一人ひとり頑張りました。
コメディタッチが寒いのは、初めての活字ですべってるのかもしれません。今年は猛暑ですし、丁度いいですね――ってか!
大変ありがたい総評ありがとうございます。願わくば引き続きお楽しみいただければ、何よりも幸いです。
土下座という表現に、先入観が先行してしまいます。描写を読むに、武士の人がお館様とかに胡座状態で拳をついて頭を下げている感じなのかなあ(^^)違ったらすみません。ただその名称も土下座という名称なのだとしても、知らない人からしたら「んん?」となってしまいますね(^^)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
龍之介の土下座はオーソドックスな奴です。ただ、足を閉じて三つ指突くようなやつじゃなく、足を開いて手はグーにしてやるタイプの奴です。
龍之介はヤクザなので頭を下げるのは『親』、つまりは命をかける相手に対してだけで、忠誠の証みたいなものです。
最後まで楽しんで頂ければ幸いです。