動物たちとの掛け合わせのミックス、その中に放られたうつくしい女の子。世界が変わったときに、少年はなにを選ぶのか。
変わらない、ものの中で確かに変わっていくものの、変化を見ることが好きです。
ともすれば春のおとずれのような彼女と、そのまま強くなっていった彼との、これからの幸いが続くことを願ってやみません。
優しい物語でした。
恋であって、愛でもあった彼らはこれからもただ隣にあるのでしょう。
その関係性がとてもうつくしい。
互いに少年少女よ、生きていてください。世界は君たちの皿の上、いいごちそうをありがとうございます。