あとがき・お知らせ

 最後まで読んでいただいた皆さま、本当にありがとうございます。


 この作品の公開日は当時の操作ミスで表面上2018年9月となっていますが、実際に投稿したのは2020年1月末です。

 その間、この物語を温め続けていたわけではなく、単に日々の生活に追われて放ったらかしにしていたというのが実際のところです。子育てもひと段落し、少しずつ自分の時間が欲しくなり、二年の時を経てカクヨムに戻ってきました。

 二年ぶりに読んだ書きかけの原稿は、ただただ懐かしく、こうして再び書き始めようと思えたことに、なんとも言えない嬉しさを感じたのを昨日のことのように覚えています。そして1年と2カ月ちょっと、40万字を越える物語を書き終えることが出来ました。

 これもひとえに読者さまの存在のおかげです。星評価やフォローをはじめ、PV一つ、ハート一つ、すべてが書き続けるための活力となりました。あらためて皆さまにお礼申し上げます。

 

 この話は、月夜の鬼の物語が構想として基にあり、そこから派生した物語の一部分です。

 本来なら、最終話の篠平の跡目争いも本人たちで解決するのが一つの物語の完結としては正しいのかなとも考えました。しかし、ついこの前まで普通に高校生をやっていた主人公が一気にそこまで成長するわけもなく、当初の予定どおり最後の締めは大人たちに任せる形となりました。もともと壬と伊万里の恋物語ですし。

 妖狐の双子は、この後さらにあやかしの世代交代という大きな波に飲まれていきますが、これはまた月夜の鬼の物語と並行する形で語りたいと思います。問題は、そこまで果たして書けるかどうか(^_^;)

 目指すのは、どれから読んでも大丈夫なシリーズ作りです(笑) 

 時間の許す限り、書けるところまで書きたいなと思います。

 最後になりましたが、壬と伊万里のじれ恋に少しでもニマニマしてくださった方、本当にありがとうございました。

 

 それでは、またカクヨムで会いましょう!


 すなさと 拝


★☆★ お知らせ ★☆★

『藤の花恋』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054917452940

【第1話】藤の花恋

 伊万里の母親、藤花の物語です。伊万里出生秘話となります。

【第2話】深く芳し花の香よ、千の紫(ゆかり)に咲く恋は

 藤花の姉姫たちの恋物語です。月夜の鬼物語本編へと続く序章譚です。


 ちなみにこちらの物語は、レイティングありのちょっと大人な恋物語です。興味のある方は、ぜひ遊びに来てくださいね。

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