第4話 主なき地
昔まだ王達が生きていた頃、メルという名の異国の魔法使いが、この夜の大陸にやって来た。メルは知恵者で力のある魔法使いだったが、王国に害を成すものだったので、王はメルを捕らえるよう命じた。メルは抵抗もせずあっさり捕まった。メルにとって捕まる事に意味などなかったからだ。それは本当で、メルの耳や口や鼻を塞いでも、魔法はやまなかった。王はメルを殺せと命じた。メルは殺しても死ななかった。王の家臣は、命令を果たすことが出来ず、困り果てた。そんなある日、メルの住む国から使者がやってきた。使いはメルを殺す方法を携えてやってきた。「この呪文をとなえればあの魔法使いは死にます…しかし」その呪文とはメルの本名だった。王は使いが言い終わらぬうちに、教えてもらった呪文を唱えた。メルは死んだ。「しかし王よ、この呪文は五分間しか持たないのです。メルを殺し続けるためには唱えてから5分以内に、同じ呪文を唱えなくてはなりません」
それからこの国ではメルの本名は『挨拶』になった。こんにちは。さようなら。おはよう。全ての挨拶にメルの本名が使われるようになった。こうすれば王様が一々命令しなくても呪文は必要な時に幾度も国中を巡るだろう。ここはメルの墓。メルをずっと殺しておくために作られた街。
*
切り立った岩が点在する荒野の道を歩いていくと、街の入口が見えてきた。白い城壁。そのまわりの地面には石版が敷き詰められていて、幾本もの白い柱が無秩序に生えていた。立ち並ぶ柱の向こうには低い階段があり、城壁に接しているその階段は、街の入口の門へと続いていた。
門の形は最初に越えたものと似ていたが、何かが違うようにエリカには思えた。前の門は古く、形が崩れていて、1人の門番を残して、草原の上にぽつんと孤立していたのに対し『メルの墓の門』は城壁と同化している街門であり、真っ白で、形が損なわれておらず、見張りは誰もいなかった。
エリカとネルーは柱という柱を潜るようにして通り抜けた。柱の表面には、上から下までビッシリと字が刻まれていた。
「これがここが墓だと言われる理由です」
「これがお墓?墓地が無いのかしら。何も外に作らなくてもいいのに」エリカは1番近い柱の文字を手でなぞった。冷たい感触が指に伝わり、そのふるえはこの国の長い時を思わせた。柱はこの街を守るように石版の上に広がっていた。
「ここに書かれているのは全てある1人の人物の名前です」
「随分長い名前ね。何かの記念碑なの?」
「いいや、街の住人のお墓ですよ」
「わけがわからないわよ」
エリカはネルーを責めたが、ネルーは気にもとめず、ひょい、ひょい、ひょい、と、門の前の階段を上っていってしまった。エリカは少し迷った末、ネルーを追いかけた。入口の門をくぐると、空が一瞬光ったように見えた。
石造りの街の空気は乾燥していたが、熱かった。太陽は真上にあり、全ての影は小さかった。四角い家々の輪郭が、光のせいで白くぼやけていた。まず目に入ったのは子供の数の多さだった。それは街中に散らばっている。大人もいるようだがここまで歩いてきた道で見たのは2、3人程度だった。その内の2人が老人で、残りの1人は壮年の男だったが、彼は汚い服を着ていて頭がおかしかった。子供達のほとんどは外に出ていて道路に腰を降ろしたり、窓から顔を出したりしていた。『弟はここにはいない』とエリカは直感的に思った。彼女の弟は子供がたくさんいるところには絶対にいない、特に遊び場には。昔からそうなのだ。
皆違う顔をしているはずなのに、ここの子はどの子も同じ顔に見えた。たくさんの笑い声が聞こえるのに、子供はみな口を閉じ、顔は無表情だった。この笑い声はどこから聞こえるのだろう?エリカはくらくらした。ネルーは何か巨大で妙な形をした建物を見つけて指差してはその歴史と機能と役割を口走っていた。黙ってもらいたかったが、空気があまりにも暑く、そんなことを言う気力すら沸いてこなかった。気を紛らわすために、道路の脇の建物に目をやると、店が並んでいた。レストランや文具店、玩具屋、様々な店が並んでいる。エリカは歩きながら、店内の様子を窓からのぞこうとした。握りに鳥の彫刻が付いた杖。ウエディングドレス。綺麗な石で作られたアクセサリー。ステンドグラス。様々な商品がショーウインドウに並んでいる。レストランの窓には、一人の男が白い丸テーブルに座っている。二人用の小さな丸テーブルだ。テーブルの上の白い皿には色とりどりのガラス玉がたっぷりと盛られている。男はスープンでガラス玉をすくっては口に運んでいる。子供だましね。あれは本当のガラス玉なんかじゃないわ。ゼリーかグミか何かなのよ。エリカと男の距離が最も近づいた時、エリカは男の唇が血に滲んでいることに気づいた。男は横目でエリカを見た。エリカは怖くなって目をそらし、ネルーの方に近寄った。ネルーは相変わらず話を続けていたが、その目は意味ありげにエリカの方を見ていた。
メインストリートをまっすぐ抜け、エリカとネルーは広場の噴水の前まで来た。広場を越えた正面の道には大きな邸宅があり、左と右には一つずつ道がある。右の方の道は石造りで明るく、先ほどと同じように子供達の笑い声が聞こえた。左の方の道は暗くコケが生えていて湿っており、人の気配が無かった。エリカは右の道を選んだ。その道は先に進むにつれ地面が汚くなり、細かく入り組んできたが、そのまままっすぐ進んだ。太ったネズミが道を横切っていく。やがてセピア色の十字路が見えてきた。街灯の下に子供が一人立っている。男の子だ。昼間なのに辺りが暗いせいか、街灯には明かりが灯っている。その子は一人だったのでエリカは挨拶した。
「こんにちは。人を探しているんだけれど、これぐらいの男の子、見なかった?背が低くてメガネをかけている子なんだけれど」エリカの手は空を切る。
男の子は口を開いたが、エリカには意味のわからない異国の言葉を口走っただけだった。
「なんて言ったの?」
「『こんにちは』『さようなら』『おはよう』…そういった意味、つまりここの挨拶です」
「さっきから思っていたけどネルーは随分物知りね。ねえ、あれは何?塔みたいに見えるけど」エリカは斜め向こうに見える高い建物を指した。それはここの通りの建物ではなかった。ずっと、さっき抜けてきた広場の向こうにあった。あまりに巨大なので、遠く離れたところからでもそれを見ることは出来た。それは黒い塔だった。時計の長針のように細くて長い外観をしているが、この街のどの建物より巨大で高い。そしてどの建物より、濃くて深い影を街に投げかけている…。まるで時計の針のみたいに。あんな建物、この街にあったのかしら、崖の上からはこんな黒い塔は見えなかったけど。気づかなかっただけなのだろうか。街灯の明かりは頼りなげに点滅している。
「あれは『何も無い』。あれには名前がない。つまりあれは存在しないし、『無い』のさ」
ネルーに聞いたのだが、街灯の下にいた男の子が割って入って説明した。ネルーは何か言葉を付けたしたそうな顔をしていたが、エリカはそれに気づかず(気づいたとしても、今の彼女の気分なら無視したかもしれないが)男の子の方を向いた。
「言葉が通じるのね。貴方の名前は?」
「僕の名前は『see no evil,hear no evil,speak no evil』だよ」
「『見ざる、聞かざる、言わざる』ですか。すごい名前ですね」
すかさずネルーが翻訳する。それを聞いたエリカは何を思って親はこの子にこんな名前を付けたのかしらね、と思った。
「……でも塔はあるじゃない?どうして『何も無い』の?」
「つまりあれは目の錯覚みたいなもんなんだよ」
「でも実際に塔は建ってるし、あなたにも見えるんでしょう?私にも見えるもの」
「見えるけど、僕はそれを認めるわけにはいかないね。あれはこの街の一部ではないのさ」
「……これぐらいの男の子、見なかった?ロイって名前なの」エリカの顔はくたびれている。高い建物に囲まれた、細い、天井のような空からひかりが差し込んでくる。光に当たった瞬間だけ、建物の存在ははっきりとした輪郭をとる。
「姓の方?僕の姓はメルさ、ロイなんて知らないよ」
「ここの子じゃないのよ。だからすぐわかると思うんだけど。大体私と同じくらいの背で、分厚い眼鏡をかけている子なの」
「分厚い眼鏡?ああメルのことか」
男の子はエリカから見て右斜め後ろに指を向けた。汚い建物の並びの中に、店が隠れていた。眼鏡屋だ。
「ねえ、あなた、私の名前、わかる?」
エリカは男の子の瞳をじっと見つめる。男の子は小さく小首を傾げる。少年の影は斜めになって地面に落ちている。
「お姉さんの名前は『エリカ』でしょ。ロイなんて子は知らないよ」先ほどと全く同じ動作で少年は答えた。
「…ここにはロイはいないのね。ネルー、ここでお別れね。私はもうこの街に用は無いみたい」
「エリカさんが『お連れの方』に会うまでの約束だったはずですが。この国は二人以上で歩くのが『決まり』ですし。私も1人にされると困るんですよ」
エリカが勝手に歩き出したので、ネルーはエリカの腕を掴んで止めた。
「滞在日数が決まってるんでしょう?あなたはこの国の人だからのんびりしていられるけれど、私は急がなきゃいけないの」
ネルーは考え深げに腕を組んで、何かに祈るように目を閉じた。そしてすぐに思い直したように、目を開けた。
「どうしても、と言うならせめてあの黒い塔まで付き合ってくれませんかね。私はあそこに用があるし、エリカさんはあの塔の墓守から『この国を1人で歩く権利』を買わなければなりません。」
「なんでいちいちそんなものを買う必要があるのよ。それも墓守なんかから」
エリカは、自分が『決まり』うんぬんで引き止められたことを知り、不快な顔をした。
「この街で偉い人がいるとしたなら、それは墓守なのです。『きまり』を破ってもいいことはありませんよ。『何』を売るのか今のうちに考えておいた方がいいです。吹っ掛けられますからね」
*
街の中心に進むに連れ、建物の背丈と数が増えていった。尖塔が高い天を支えている。静かな水色の、天井のような空が広がっている。街の真ん中には、巨大な黒い塔が立っていた。太陽の光のせいで塔の先端は見えなかった。淡い色彩の世界の中、塔の暗い影は石造りの地面の上に伸びている。太陽の傾きによって刻一刻と角度と長さを変えるそれはまるで時計の長針のようだった。地面はどこまでも水平だった。
ネルーが古く傷んだ木製の扉を開けると、赤ん坊の泣き声のような音がした。扉が腐っていて中の床に引っかかっている。
「この塔がメルの棺です。ここにはメルの遺品、あらゆる魔術の道具もここに安置されています」
塔の中は暗くひんやりとしていたが、採光のための窓が多くあったので視界には困らなかった。階段は螺旋状に上へ続いており、白い壁には一定の間隔を置いて絵が架けてあった。
「ねえ、さっきから気になっていたんだけど、メルって誰なのよ。この街の人なの?」
エリカとネルーは階段を上っていく。2つの足音がカツーン、カツーンと、塔の上へと吸い込まれていく。階段を登ることは前の絵から次の絵と移っていくことと同じことだった。多くの絵は抽象画であり、最初の絵は、淡く、色は青や白が多く使われていた。その、ぼんやりとした、輪郭をもたぬイメージは、鑑賞者の心に強く何かを訴えかけた。メッセージを発していることはわかるのだが、それが何なのかははっきりとはわからない。この島の風景も映っていた。島の外観。霧と雲に覆われている夜の大陸。段々近づいてくる。砂漠。吹き付ける風。橙色の風景。全て知っている場所だった。…しかし異常な色彩のせいか、絵とその意味はどこか離れている気がした。
エリカは一つの絵に目をとめた。
その絵には見渡す限りの砂漠が描かれていた。砂丘の上に、上から下まで長いローブに包まれている1人の人物が影のように立っている。顔が隠れていて性別も年もわからない。その人は握りに鳥の彫刻の飾りが付いた杖を持ち、左手を高く掲げている。太陽の下に。逆光によって黒い影となったその姿は、どこか不吉だった。光に溢れたこの街を覆う、この塔の黒く細い影のように。
この並びに意味はあるのであろうか?
門。森。空飛ぶ船。街…。空にうねる雲。変化する光と色。夜。月と空。塔の上。見下ろす街…。空に映る小さな影。前半はエリカのたどった旅路、そのままだ。
「メルは異国の魔法使いで、大昔の侵略者です。街の住人ではないですね」こころなしかエリカには、ネルーの声がどこか絞り出す調子を帯びて聞こえた気がした。
「でも男の子の名前も、お店の名前も『メル』が付いていたわ。ここの国の人は侵略者の名前を記念につけたりするものなの」
「メルという名はあの侵略者の通り名なんです。魔法使いの本当の名前はとても長い。柱という柱に名前を刻んでも足りないくらい。誰もその名を呼べないように」
「シャイなのかしらねえ」
「名前を知られる事は魔法使いにとって危険な事なのです。どんな強力な魔法使いも『名前』を唱えると眠ってしまう。だからああして門に名前を書いて、いつでも力を奪える状態にしておくのです。言って見ればこの塔が『棺』門は『墓石』刻まれている文字は碑文なんですよ。ここはメルをいつまでも墓にいれておくための街、だからこの街の名は『メルの墓』なんですね。この街で生まれたものがまず初めに教えられることは、母親や自分の名ではなくメルの本名です」
「囚人の名前を挨拶代わりにするなんて、悪趣味もいいところだわ。ここの王様もろくな王様じゃないわね」
「挨拶だけでは足りませんからね。住人の名もメルの名の一部を使ってるんです。ですから先ほどの門の柱、全ての墓の碑文はメルの名だけで足りているわけですね。挨拶だけでは呪文の数が足りないので、街の住人の名も、メルの名になった。それでもまだ足りないので、街の建物の名も、家畜の名も、草花の名も、メルの名になったのです、どうです?驚きましたか?この街の挨拶もメルの本名。あの名はもはや固有名ではない。呪文です。死の呪文なのです。この呪文は街で不断に唱えられるのです」
二人はしばらく黙った。階段の踊り場のガラスから、外の光が差し込んでいる。
「ねえあなたの『目的』は何なのネルー?」
「用があるから私はここにいるのです。私は門番だから」
「あなたの会うべき王様はどこにいるの?ここは首都なんでしょう、たった一つの」
「正確には『元』首都です。王様は新しい都を探しに行ったまま、帰らなかったのです。今はどこでどうしていらっしゃるのか。門番の私にはわかりませんよ」
「じゃああなたはなぜここにいるの?ここは首都でもなければ国でもないじゃない。ここは『主なき地』だわ」
「いいえ主はいます。誰も名付け親がいないから、誰も命令を出すものがいないから、誰もその権利を有するものがいないから、この街は首都なのです。…いま彼は遠出しているだけだ」
「ほかに支配者はいないの?」
「王は常にただ一人、王様がいないならこの街はすでに跡形もなく無くなっているでしょう。まだ王様がいらっしゃるからこの街は残っているのです」
「わけがわからないわよ」
ネル―は1呼吸置いた。
「何がこの地を国たらしめているか?最後の『決まり』がなくなるまで、街はなくなりません。王様がいなくなった今、毎年1つずつ『決まり』は減っています」
「その『決まり』がなくなるとどうなるの」
「最後の一つがなくなるとき、わたしたちは…」
ネルーの言葉はそこで切れた。エリカはずっと上の、この塔の天井にある天窓を見上げていた。天窓はステンドグラスで出来ていた。色づいた光が幻想的に漏れている。
ステンドグラスには鳥と塔、太陽と月が描かれていた。絵の中央には2対の白い鳥が飛んでおり、太陽と月がその鳥の下を左右に控えている。鳥の中には時計の針が描かれ、12時を指している。絵の下部、右斜め下から生える黒い塔がその光を浴びている。エリカがそれに気を取られていると、後ろの方で何か硬いものが落ちる音が聞こえた。エリカは振り返った。落ちたものは、壁にかけられていた絵だった。エリカが顔を上げ、再び天窓を見ると、絵から時計と太陽と月がなくなっていた。そこには鳥と黒い塔だけが残っていた。時計の無くなった鳥は黒く変色し、天の使いが、悪魔に変身したかのようだった。
気が付くとカツーン、カツーンというエリカの靴の音だけが塔の中に響いていた。振り向くと隣にいたはずのネルーの姿はなかった。彼は先に行ってしまったのだろうか。エリカは階段を駆け上がった。姿は見当たらなかった。一本道なのにこれはおかしな事だった。エリカはもう一度壁の絵を見た。走ってきたので、絵はかなり進んでしまっていた。先ほどの絵と光景は一変している。高く掲げられている旗。槍という槍が天を突き刺している。酷い色をした空。血まみれの原野に落ちる太陽の光。地面に突き刺さり、折れた槍。破れた旗。死体。空の玉座。人の住まぬ荒地に錆びた風が吹いている。一面、赤と黒。この間に何があったというのだろう?エリカが先へ進んでもずっと同じ絵が続いていた…。エリカは道を戻って過去の絵を確認してみた。いくら戻っても壁の絵は全て同じだった。どれほど階段を降りてもネルーを見失ったあの場所には辿り着かなかった。エリカは怖くなって階段を駆け上がった。いつまで経っても終点は見えなかった。感覚がなくなり、階段を上がってるのか下っているのかすら分からなくなった。やがて道の先に真っ赤な血のような扉が見えてきた。扉の前には天秤が描かれた絵が架けられている…。右側の皿には黄金、左側の皿には赤い血。
エリカは自分でもわからないほどの物凄いスピードで走っていたので、扉の前で止まる事が出来なかった。追突する。その瞬間、扉は勝手に開いた。エリカは部屋の中になだれ込んだ。光に満たされた白い空間。部屋には草木が溢れ、どこから引いているのか水の音がした。正面の奥にマホガニー材の机がある。机の椅子の上に小さな影が座っていた。子供のように小さな影。
影は近寄ってくる。…白い女の子だった。水色の服とヤギの角のように耳の上に巻きつけた白銀の髪の毛、黄金色の瞳。白い花の飾りがついた靴。握りに鳥の彫刻が付いた杖を持っている。
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