さよならWeakling
夏井ひな
第1話 保健室にいたい!
保健室のベッドにごそごそと潜り込む。
残り3分しかここには入れない。
カップラーメン一個分。
そして非情にもチャイムがなる。
「岸さーん。岸さやかさん。2年3組、岸さやかさん。狸寝入り《たぬきねいり》しても無駄よ。ほら。もう授業1時間経ったから教室帰りなさい」
いや、どう考えても今の時間じゃ、カップラーメンできないよ!絶対3分経ってない!
でも、追い出された私は無力。
私は盛大にため息をついてから教室へと走った。
さよならWeakling 夏井ひな @mary6high
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。さよならWeaklingの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます