2杯目 アルコールと音楽

お酒を飲みながら聴く音楽はどこかしら不思議な響き方をする。

自分のアンテナにぴん、とくるようなものがある曲がいくつかあって酔いの中にその曲が聴こえてくるとすとん、と自分の気持ちの中になにかが落ちてくる。それは安心するような、心がかき乱されるような。


ここ最近の曲でいうとあれだけ有名になってしまったのでベタと言われてしまいそうだけど星野源の恋がそうだ。あれほど歌とかじゃなくて(もちろん歌としても好きだ)曲自身が響いてくるものはなかなか無い。

ジャズなども好んで聴く。昔のジャズの名手はアル中とかヤク中とかが多かったから琴線に触れるところがあるのだろうか。

個人的に1番好きなのはBill Evansの"Interplay"に入っている"I'll Never Smile Again"だ。

ぼんやりとした朝焼けの中で聴いたりするとそれはもう。


現代にはしがらみが多すぎる気がする。いろんなフィルターがありすぎてそこから物事を覗くのがとても鬱陶しかなる時がよくある。

選択肢の少ない世の中で生活してみたかったな、とか酔っ払った頭で考える。

でもそんな世の中だときっと好きな人と心中とかしそうだから今は今でいいのかしら。よくわからない。

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酒と娯楽の日々 @mztmpie

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