第4話 文字かけるんだ…
「翔ちゃん、これ見て」
イチは紙切れを渡してきた。
「だ…か…け?ああ〜無理!読めないだろ!こんなん!何て書いてあるんだよ」
「まったくー翔ちゃんは仕方がないなー。僕が読んであげるよ!」
そう言うとイチは「ふんふん」と少し考えて次のように言った。
「わたしなまえダンテ あいたいひといる」
「会いたい…人?」
「ねえ、ダンテ?会いたい人って誰なの?」
イチが尋ねる。
ひまわりは短い体を…ん?いや、足?なのかもしれないがとにかく茎の部分を思いっきり曲げて、思いっきり伸ばして、ピョーンピョーンと一本道を奥へ進んで行った。どこまで行くのかと不思議に思っていると、くるっと方向転換して左脇のひまわり畑へ入ってしまった。
New World 冒険記 @mi_onigiri3030
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