第3話  キャンセルできない結果発表

数週間後、以前に受験しに行った高校では、合格発表が張り出された。それを見に行く為だけに、また二人は二十キロの道のりを、自転車で行かなければならなかった。中学校の方には、合否の連絡は来る事になっていたにも関わらず、どうしても自分の目で確かめたいと、あえて学校に申し出た。

実は、これには大きな理由があり『相当な浮かれ気分で』だった。朝のホームルームでは北山が、二人が合格発表に行く為に、今日は公認欠席する事をクラスに伝えていた。

「わざわざ行かなくても、結果連絡なら学校に入って来るんだけどな。なんか、どうしても自分で確認したいって言うから。」

「あいつらーっ!どこ迄ズル賢いんだ!」

教室が騒がしくなると、新山は拳を握り締めながら呟いた。その頃、二人は…。

「これで今日一日、授業を受けなくて済むんだから気楽でいいよな。」

「ちょっとぐらい寝坊しても余裕余裕!」

自転車を走らせながら言った長井に、そう言い返した中崎は、ちょっとどころではない大幅な寝坊をしていた。今朝は、本来なら授業が始まる頃に、ようやく起き出していた。

あの受験日は普段より、かなり早く家を出なければならなかった。この距離を往復しただけで、午後の授業に差し掛かってしまう為、今日は二人共、そのまま帰宅する事迄が公認されていた。しかも直接、自宅から向かっていいという条件付きなので、これなら何十キロの道のりなど、苦労の内には入らなかった。

「あぁっ、あった!お前の番号もある!」

掲示板に辿り着くと、予想通りの結果とばかりに長井は、中崎の番号も探し出した。私立が落ちる事は、まず無いが浮かれる自分と違って、何故か中崎には笑顔がなかった。彼にとっては当然の結果かも知れないが『合格か…。』と急にテンションが下がり、素直には喜べない様子が気にはなった。

対照的に、そう呟くと掲示板の自身の合格を確認する事もなく、その場を黙って去って行った。その事実に長井が気付いたのは、それからしばらく経ってからで、とにかく今は合格という事実に夢中だった事もあり、慌てて探した時には彼の自転車さえ無かった。

次の日から中崎は、しばらく学校を休んだ。カゼという事だが何日か続き、その間にも他の高校の入試が次々と始まり、新山が受ける定時制も、いよいよその日を迎えた。

「じゃあ、頑張って来いよ。」

「お前に『頑張れ』って励まされたら、終わりだな。」

笑いながら答えた新山がバスに乗り込むと、長井は、急に何かが脳裏を駆け巡るのを感じ、彼に向って叫ぶと座席の窓を開けさせた。

「このバスって、どこに行くんだっけ?」

「電々工業だよ!」

「えぇっ!?」

「電々工業高等学校!定時制は俺一人しかいないから、全日制の連中に便乗して行くんだよ。俺の受ける所ぐらいは覚えておいてくれよな!」

どうして今更、そんな事を聞くのかと声を張り上げて答えると、やがてバスは走り出して行った。ちなみに今日は、殆どの公立高校の入試日の為、教室はガランとしていた。先生も殆どが引率に行ってしまったので、丸一日、自習同然の授業になった。長井は未だに、自習の課題はそっちのけで、何か引っ掛かるものが取れないでいた。

「電々工業って確か…、なんだったかな?あれぇ待てよ…、その高校の定時制を受けるのは新山一人だけなのに、なんでバスで行けるんだ?」

自分の場合、たった二人という理由だけで、自転車で二十キロも走らされたが、この場を仕切る北山が答えた。

「全日制を受ける生徒もいるからだ。分かったら少し静かにしてくれないか?」

「そうか、だからか。気になっていた事って、この事だったのかな?」

「この間の合格を取り消されたいのか?!」

あまりの大きな独り言に最終通告を受け、少数ながらクラスの反感をも買ってしまった。中崎が登校して来たのは、その翌日からだが、自分に振り向こうとはせず視線を反らしていた。何か怪しいと思い、彼が教室を出ようとした瞬間を見計らって、歩み寄って行った。

「どうしたんだ?なんか、俺を避けているみたいじゃないか。」

「別に…。」

相変わらず彼は、うつむいたままだった。

「まだ具合が悪いんじゃないのか?」

まるで皮肉げに、新山は後ろから突然、中崎の肩を軽く叩いた。

「あっ、そうなんだ。ちょっと、また具合が悪くなって来たから早退する…。」

自分達を避ける様に、急に慌て出したかと思うと、カバンを抱きかかえて出て行ってしまった。長井は、その後姿に向って叫んだ。

「おい!ホントにカゼなのか?」

これが友情に亀裂が入る前兆である事を、この時は気付く事はなかった。『ヘンなのっ!』と、新山の顔を見ながら愚痴を溢したが、何故か彼迄も浮かない表情でいた。何かを知っているのだろうかとも思ったが、機嫌が悪そうだったので、何も聞かなかった。そして帰り道、いつも通る公園で新山と中崎が、何かを言い合っているのを目撃したのだった。

「確か家で休んでいるんじゃなかったのか?何をやっているんだ一体!」

そう言いながら駆け寄った時には、今にも新山が、中崎に掴み掛かろうとしていた。

「ちょうどいい所で来てくれた。大事な話しがあるんだ。」

本当に、ちょうど良かったと自分でも思った。このタイミングで入らなかったら彼は、中崎をブン殴っていたに違いなかった。

「さぁ、自分の口から話すんだ!」

新山は、中崎の背中を突き出す様に強く押すと、長井の方に強引に向かせた。でもそうされても、さっぱり状況が理解できなかった。『どうしたんだ?』と尋ねてみても真正面には向き合おうとせず、一向に喋り出す様子がないので、遂に新山は、しびれを切らした。

「よぉし、喋りたくないのなら俺が言う。コイツは、俺と同じ電々工業を受験しに来ていたんだよ。つまらない仮病を使って!」

「…?!」

それが新山の入試日、その高校名を聞いて、長井には何か引っ掛かるものがあった答えだった。中崎と私立の願書を職員室に取りに行った際、彼はもう一枚、願書らしい用紙を手にしていた。その時は多分、予備のものだろうという程度にしか思っていなかったので、大して気にも留めていなかった。

それは紛れもなく、別な高校を受験する為の『願書』であり、曖昧だった記憶が新山に促された事で、細かく思い出されたのだった。あの日、全日制を受けに行く生徒の為のバスには、既に中崎が乗り込んでいた。

長井をスルーして乗車できたと思ったのも束の間、定時制志望の新山が便乗していたのは、彼にとっては計算外だった。やむなく車内と試験会場では、なるべく顔を合わせない様、鉢合わせを避けてしのいでいたのである。

「どういう事だ?一緒に受けに行った高校以外は、受験しないんじゃなかったのか?」

詰め寄ってはみたが、それでも無言を貫き通していたので、新山が彼の襟首をワシ掴みにした。裏切られた様な思いが中々離れず、こうも簡単に、親友に後ろ足で砂をかける豹変振りに、憤りを感じずにはいられなかった。

「いつ迄、黙っているんだ!何か言う事はないのかよ!」

試験会場では彼の姿には目をつぶり、そして今日に至る迄、この件には触れないでいた。きっと本人から、何かを話して来てくれると信じていたからだった。結局は果たされる事は無く、こうして自分から、強引に聞き出す形になってしまった。そういった思いからか、ワシ掴みする手は一層、力が入って行ったが、さすがにマズイと思った長井は割って入った。

「離してやれよ。まだ、合格したって決まった訳じゃないんだし。」

もしもの時の為に一応、受けてみただけに違いない。きっと自分と同じ学校に行く意思は、変わっていない筈だと信じたかったが、別に受けるなら受けるで、前もって話してくれれば良かった…。

ようやく手を離した新山は、読みが甘いと言った。あの工業高校なら中崎の学力レベルで、そう大した勉強を事前にしなくても、まず合格は間違いなかった。それを見越していたからこそ、あえて、そこを選んで受けに行ったに決まっていた。実際は、そんな本当の事が言える訳がなかったからこそ、コソコソせざるを得なかったのだった。

『あの学校も受けたい』と言って『そうですか』の会話で終わるのなら、何も始めから苦労はなかった。来年から共学になる高校を受験しようと思ったのも、ほんの軽はずみな半分は冗談からで、日頃から進学を強く非定していた長井が、まさか本気で一緒に受験するとは思っていなかった。自ら原因の種を蒔いた訳ではなく、むしろ、非常に身勝手な見解を示したのは長井の方だった。

この時点で彼が『私立と公立の合格どちらを選ぶか』の答えは、もう出ていた。最初から本命は工業高校で、共に受けた私立は彼にとっては、もしもの時の非常手段に過ぎなかった。長井が彼に寄せた、かすかな期待は新山の指摘通り、見事に打ち砕かれてしまう結果となった。勿論、あくまで本人の進路選択には誰も強制はできない為、今回の件が『決して許される事ではない』とは言い切れない。

「まだ、口を利いてくれないのか…。でも誰かに誘われて、あの高校を受験した訳じゃないから。お互いの自分の進路なんだから、好きな学校を選んだらいい。」

他に入校できる手立てを作った中崎とは違い、一つしか受けていないなら、今から代替手段を確保するのは手遅れだった。これから、どこかを受験しようとしても殆どの学校では、時期的に願書の受付は、もう締め切っていた。

長井と中崎以降、あの学校は未だに男子の受験者が一人も無く、彼がダブルクロスに走った要因には、それも一つあったのかも知れない。もし、このまま誰も男子が入らなかったら、長井は一人で、女子高同然の環境に足を踏み入れる事になる…。やはり我が身の可愛さだけの為に、仲間を垣間見ない行動は、新山にとっては許せなかった。

「悪かった…。同じ学校を受けるとさえ言ってなかったら、何も気を使わなくて済んだのに。こっちが謝らないといけない。」

全てを水に流そうとしていたが、中崎は応える事無く、うつむいたまま無言で走り去って行った。

「何、カッコ付けてんだ。お人好し過ぎなんだよ!ブン殴ってやればよかったんだ!」

そんな言葉で終わらせ様とする長井に、どうして平然としていられるのかと、新山は問い掛けた。すぐにでも追い駆けて捕まえてやりたい一心から、苛立ちを隠せなかった。

「あの学校に入りたいって言ったのは、元々自分の意思だったんだ。だから向こうは何も悪くないし、それに勉強は大事だって教えてくれたのは、お前じゃないか。」

何故、みすみす帰してしまったのかを責められても、答える事はできなかった。かといって、決して後悔していない訳でもなく、わだかまりが少し残っていた。

中崎が、私立の受験話しを持ち出した時、冗談交じりで言っていたと気が付いてさえいれば、この窮地は回避できていたに違いない。本当に入るにしても、それが彼にしてみれば、公立に入れなかった時の手段にするつもりでいた事迄は、予想できなかった。こうなってしまった以上、安易な気持ちで行動を取った自分にも非がある為、選ぶ道は一つだけとなり、合格は辞退するしかなかった。

とある昼休み、長井は自分の席の周りにいたクラスメートに、こんな話しをしていた。

「もうすぐ、卒業式やね。みんなと別れんの辛いけど、出会いあっての別れやん?でも卒業したら、俺と会えなくなるから、みんな寂しいやん?」

周囲は呆れて聞いていたが同時に、かなりの反感を買ってしまっていた。

「何、ヘタな関西弁を使ってんだよ!」

「言っておくけど、お前と新山のお陰でクラスの平均点が、ずーっと下がったままだったんだからな。本当に離れ離れになれて、せいせいする!」

『それにしても入れる学校があったなんて!?』とクラスの連中は、もう最後だとばかりに言いたい放題だったが、せっかくの合格を辞退するのかという話題に入ると、おちゃらけていた長井の態度が急に止まった。そこへ新山が物凄い勢いで、やって来た。

「誰が平均点を落としているって!?」

その途端、みんなコソコソと去って行った。

「よっ、番長!悪いな、助けて貰って。」

相変わらずノー天気な態度に、溜息を溢しながら、今聞いた事は本当なのか問い質した。

「聞こえていた?やっぱり働く事にしたんだ。なんか勉強って、どうしても合わない。」

「バカヤローッ!」

突然、言うなり襟首を掴んで来た為、再びクラス中の注目の的となった。

「何するんだ急に!」

「悔しくないのか!?あんな中崎のせいで自分の人生、変わっちゃうかも知れないんだ。中崎、中崎!どこに行った!」

そう言いながら殺気立って教室を見渡すも、クラスメートの一人から『早退した』と聞かされた。こういう事態を想定して『自主的に非難した』と捉えるのが正しいかも知れない。ますます怒りが抑えられなくなったのか、とばっちりを掛ける様に、更に長井の襟首を強く振り回し始めた。

「いいか!何も一人で、女子しかいない高校に行く必要なんかないんだ。どうせ就職先だって決まってないなら、俺と同じ定時制に来ればいい。そこなら、まだ願書は受付けているから、そうしよう!」

そんな事よりも、この掴まれている手の方を先に離して欲しいのだが、今の彼には、まるで聞こえていなかった。

「とにかく離してくれよ!俺は高校なんか行かない、もう決めたんだ。」

「どうしてだっ!」

「その定時制って、昼間は中崎が通うんじゃないか?嫌だよ、そんな学校。」

その言葉には、何も反論できなかったので、ようやく手を離した。本当なら中崎も入れて話しをしたかったが、肝心の本人が早退してしまっているのでは、どうしようもない。

「もう一度、考え直すんだ。俺と同じ定時制に行こう。そうすればまた、ラグビーだってできるかも知れない。」

短気で馬鹿力なのは相変わらずで一瞬、思い留まったものの、やっぱり素直には聞き入れる事ができなかった。

「俺の心配なんかして、どうするんだよ?でも三年間、一緒にラグビーやれて楽しかった…。だから誘ってくれるのは嬉しいんだけど、いい思い出で終わらせたいんだ。」

そう言いながら彼の肩を叩き、自分の席に着くと、同時に北山が入って来た。

「えーっと、午後の出席…。中崎は早退か?あんまり休んでいると、せっかくの合格も取り消されちゃうぞ。いいか、みんな!受かったからってダラけていたり、何か問題とか起こしたら、いつでも合格が取り消されるんだからな!」

すると長井は、よからぬ考えが浮かび、とんでもない発言でクラス中がざわめき出した。

「先生、俺は見ての通りダラけ切っているので、合格を取り消しちゃって下さい!」

『薮から棒に何て事を言い出すんだ?』と新山は思ったが、北山は…。

「何言ってんだ、お前?今更、取り消しなんかできる訳ないだろう。」

「だって今『ダラけている奴はいつでも合格を取り消す』って、言ったじゃないか。」

「大丈夫だって。今日迄の三年間、欠席も無い、遅刻もしていない。他に何も問題が無いから模範的な生徒だって、ウチで太鼓判押しておいたぐらいだ。」

それ以前に成績の悪さに問題があり、三年間で受けた授業は集中力不足が多く、まるで頭に入っていなかった。決していいとは言えなかったが、学年で唯一の皆勤賞候補であったという事実が、そんな授業態度等の問題を、見事にかき消していたのである。

「いや、でもやっぱり…。」

頑なに辞退する姿勢を見せたものの、北山は促す様に言った。

「向こうの学校は、男子で初めての入学生という事で是非、歓迎したいと言っている。それを断ったら、この学校の悪い印象を取られて来年の卒業生が、その高校に入れなくなるじゃないか?」

そんな長井個人に向けられた言葉は、まるで、クラス全体に訴えている様にも聞こえた。『男子で初めての入学生』と言われれば聞こえがいいが実際は、自分一人しかいないという現実だった。結局、受験だけでも済ませた男子は、あれから現れなかったのである。

ただでさえ自分の、これからを考えるだけで手一杯なのに、来年卒業を控える後輩達の心配迄、いちいちやっていられなかった。余計な心配はして貰わなくて良かったのだが、徐々に後戻りが困難になりつつあり、今迄で人生最大のピンチを迎えたと感じた。

このままだと周りに押されて、一人で女子高に入らされてしまう為、どうすれば辞退できるのか、必死で理由付けを考えた。きっと向こうの高校は、唯一の男子合格者に入学を辞退されてしまう事を、何よりも恐れている筈だった。記念すべき共学になる最初の年に、男子がゼロでは話しにならないので、事前に絶対的な働きかけをしているに違いなかった。

ただでさえ既に辞退者が出た後なので、定員割れの枠で合格を果たした長井の存在は尚更、否応無く活かさなければならなかった。何の手立ても思い浮かばないまま、受験シーズンは過ぎて行き、気が付いたら卒業式を迎えていた。本当に嫌なら辞退する意向を、文面にでもして提出していれば通ったのだが、そこ迄、頭が回らなかった。

『高校に行って、もっと強くなるんだ。困った時は、いつでも相談に乗ってやる…。』

新山は洒落にもならない親切心から、そういった手段を、あえて話さないで過ごして来た。中崎は、こちらと目を合わせたくないからか、距離を置いて座席に着いていた。以降、彼とは話す機会が無くなり接点自体が無くなった。卒業式が終わると長井は一人、教室でたたずんでいたが、そこへ北山がやって来た。

「どうしたんだ?まだ帰らないのか?」

『どうして合格してしまったんだろう…。』

どう考えても、自分の力量で学業を続けて行ける筈がなかった。進学する高校の、男子がゼロでは面目が立たないという理由から、合格させられたとさえ思ったが、今となっては誰にも分からない事になってしまった。

「何も、不安な事なんかない。これから三年間、頑張って勉強すればいいんだ。」

「だから、お金が無いし…。」

とてもではないが、私立に通う為の学費は用意できていなかった。

「聞いていないのか?学費とか入学金は免除になるんだよ。」

『そんな話しは聞いていない、今頃になって初めて知りました…。』

こんな重大な事が果たして、その程度で済まされる内容だろうかと、身震いさえ感じた。

「おかしいなぁ。てっきり進路指導部から話しが通っているとばかり思っていたのに…、あっ!」

「…!?」

「臨時の会議が始まる時間だ。まっ、そう言う事だから、これから頑張るんだぞ!」

『何か、この学校に残した実績は?』

そう聞かれたら『皆勤賞です!』とでも答えるしかないというのに、特待生扱いで入学する事になってしまった。全ては今、初めて聞いた事ばかりで極めて、いい加減な対応に困惑せずにはいられなかった。まだまだ不安は解けなかったが、これから始まる出来事が、どうか楽しいものであります様に…。ただ、それだけを願っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る