無礼承知で、ひとつご意見させて下さい。
話の全容が明らかになっていない状態で、主人公やヒロインが終始全てを分かったような口調で話しており、三人称視点での文でもそのように語られるため、読者が感情移入できる先が無く置き去りにされてしまうような感じがします。
おそらく主人公たちの正体が全く分からず、現時点で読者たちと近い認識しか持っていないのは常彦やお婆さんぐらいしかおらず、しかもお婆さんはどちらかと言うと敵側ですよね。
もう少し、読者の視点に近いキャラクターを、例えば常彦あたりをもう少し話の中心に寄せれば読みやすくなるんじゃないかと思います。
長文失礼しました。
作者からの返信
無礼なんてとんでもありません。貴重なご意見ありがとうございます。
そう、そこなんですよ。課題なんです。私自身が小説のキャラに感情移入できないタイプなので、そこの表現が苦手なんですよね。
せめて内面を丁寧に描きたいのですが、一話の文字数とか展開の滞りを気にして流してしまっている部分が多々あります。
あとメインの二人が他人に興味なさすぎるのも問題ですね。コイツら自分の認識を信じすぎている。軌道修正が必要です。蚊帳の外になっている常彦君が活躍できる日常パートを差し込まなくては……(使命感)。
今はとりあえず、最後まで書ききってから全体のバランスを考えて加筆修正しようと思っております。
気を使わせてしまい申し訳ありません。こうやって考えてみて、改めて問題点を強く認識できました。
ご指摘、ありがとうございました。
文明の利器というか電子機器が自動的に排除されるお家。便利な付喪神が育つお家。警備はゆるゆるの猫さん…… それを、当たり前のように話す深月の妖しい神秘性が感じられて、この演出は好きです。
(キャベツの千切りをしてくれる包丁さんは、欲しいですね)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
調理器具みんな動けるので、材料とレシピ本を置いておくと勝手に料理までしてくれそうです。