タグという有料マッサージチェア「#RTした人の小説を読みに行く」
この中で某電気屋に陳列されているマッサージチェアを購入したことのある者はいるだろうか? いや、いるワケねぇよな………。
まぁ、金銭的理由や大きさ的な問題があると思うが。アレだけ電気屋で長蛇の列を作るマッサージチェアでも、誰もそれを実際に手元に置こうとは思わない。
それと似たタグが、SNSサークルにも存在する。
タグというのは、広告のようなモノだ。誰から必要な情報を手に入れたいときに、そのワードを検索することで、誰もが簡単に条件に合った発信を見つけることができる。
本題に戻るが、イエス候補たちはこのタグを使用して、自らの布教を始めている者が多い。
そのタグが、
「#RTした人の小説を読みに行く」という名の神具だ。
このタグがなぜ、電気街のマッサージチェアなのか。
お前らの擬人化を見ながら説明をしたい。
・実は、集客でしかない。
例:「聖書、置いて行ってくれたら読みますよ! #RTした人の小説を読みに行く」
実も何も、読まれない聖書はクソだ! ということはなんども説明した。そこで誰かが考えたのが『布教されますよシステム』だ。このタグを発信することで、この人は読んでくれる人なんだ! と思わせることできます。
そして、この神具を使用した者の電気屋さんには、長蛇の列ができあがります。
「俺の聖書『超未来の異世界ファンタジー』を読んでくれ!」
「いやいや、俺の古来中国の歴史をリスペクトした『中国四千年』を読めよ!」
………………などなど
そして、この電気屋さんは一時的な上昇をみせる。しかも、ここでそれなりの評価を得れば、自らの布教にも繋がる。※だが、言うまでもなくこのマッサージチェアの電気代を支払っているのは、この広告を出した本人である。
そしてもちろん、カクヨム界、なりたい界問わず、ここにいるのは利己的な奴らばかりだ。聖書を読んでもらえば、これでいい。電気屋さんがどのような趣旨で広告を出したなんかは関係ないのだ。一週間もしないうち、この店には閑古鳥が鳴くことになるだろう。
マッサージチェアなんて、売れないんだから………。
だとしても、勘違いしちゃならない。その広告はあくまでそういう趣旨の元で行わなければならない。だが、これを受け入れられないお前らみたいのは、。こう叫ぶはずだ。
「他人の小説を読めないのに、書いてるんですね」
「お前ら、俺に小説読んでくれってくるのに、俺のは読まないんだなww #RTした人の小説を読みに行く」
言いたいことが判らなくはないが、恥ずかしいからヤメテくれ。
この神具『RTした人の小説を読みに行く』の人気が増すごとに、この広告とは『まったく関係ない条件』を加えるようになった。ここからはある意味、このイエス候補たちの愚者らしいバカ知恵とでも言っておこう。
・俺の聖書も読め!
例:「お互いに聖書の批評し合える方はいませんか? #RTした人の小説を読みに行く」
電気屋が、「お前、俺もマッサージしろよ?」と言いだした瞬間である。
言いたいことも判るけどな。
電気屋は自分の電気代(時間)を払って、聖書を読んでいるワケである。
それと同等な代価、またはそれ以上の対価を求めるのは当然のことである。
このシステム、まだWINWINの関係だと言える。
しかし、問題はここからだ。
・ただの広告でしかない。
例:「『筋肉転生! オジサン工事現場救う』を更新しました! #RTした人の小説を読みに行く」
もはや、広告サイトに聖書を張り付ける。
悪用も甚だしい限りだ。
コレをみつけたら、この家は二度と目に視えないように『ブロック』をすることをオススメする。この世界は、便利だねぇぇ。
どちらにしても、SNSを彷徨うイエス候補たちはモラルが欠けてるのも、また事実………。目立たなきゃ読まれない―――これも然り。。
まぁ、カクヨム界の運営はそこまで見てないから、ヤリタイ放題なんだよな。
だが、ここでもう一つの疑問が出てくる。カクヨム界にある『自主企画』、改正が必要なんじゃね??
カクヨム×SNS聖戦 はやしばら @hayashibara
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