用語集

 Doggy House Houndの設定集的なサムシングです。別に素敵ではない。


 種族

 企業

 兵器・技術

 地名


 に関して適当に。裏設定と言う名の作中に出したり出さなかったりした内容を。平気でネタバレしてるので、ご注意を。

 死ぬほど暇なときの暇潰しにでもなればー。






■種族

 作中に出てくる種族をご紹介


□人間

 特徴は人間。以上。

 割と絶滅の危機に瀕してる癖に、相も変わらず数は多いよ。




□インセクトゥム。

 蟲人間。或いはデカい虫。

 ツリークリスタルを追ってやって来た敵性宇宙人の一種。

 数が多くてそこそこ強いので、通常、企業が抱えている傭兵などは彼等の駆除が主な仕事になる。ここ、五十年ほどは、邪魔だったら人間を襲うけど、特に理由が無ければわざわざ人間の街を襲撃したりはしなくなっている。

 だが、しっかりと敵性宇宙人。

 ツリークリスタル採掘の為にコロニーをつくることがあり、そうなると爆発的に数が増え人間の街が『邪魔』になり、襲われる。

 繁殖にはツリークリスタルを使用しているが、一個で一匹と言う分けではなく、一個で複数の個体が生まれるようだ。

 地球においての共生先としてツリークリスタルが選んだ種。

 役割で生きる真性社会生物。

 でもサボって、ジョークを言う位には社会性もあるようだ。


〇分類

 その形態により、ある程度役割が決まっている。


●アント種

 一番数が多く、一番人間の生活を脅かしている種。

 自前の飛び道具は無いので、人間から奪った銃器を使っている。


 ワーカーは採掘、雑用、歩兵までなんでもやる。そこまでの脅威ではないが、舐めて言い訳では無いので、良い子は見つけたら街の警備員に知らせよう。

 ソルジャーは戦闘用のアント。指揮官も兼ねる場合が多いので、兵隊さんは見つけたらすぐに殺すようにしている。

 これら二種は蟻人間。アーマーが付くと硬くなり、ワーカーも戦闘用にしか使われなくなる。ただのワーカーの仕事量増加待ったなし!


 タンクはインセクトゥムの戦車の様なモノ。尻に貯めた液体は可燃性。巨大蟻。


●ワスプ種

 蜂人間。蟻と蜂の関係に倣ってか、アント種と同じタイミングで新種が出てくる。

 ワスプは尻から生体弾として針を飛ばす。

 連射は効かないので、ワンショット/ワンキルを目指して進化しているインセクトゥム側の狙撃兵。トウジは良く相手をさせられるが、射程で勝っているので、あまり苦戦したことは無い。見張りをやらせると、サボる個体が居るらしい。


 キャノンワスプは巨大蜂。

 インセクトゥム側の砲台の様な役割。

 自立は出来るが、自分では移動も出来ない生物としてはアウトなイキモノ。

 針の代わりに色々なモノを飛ばすことが出来るので、生体弾とは言い難い。


●グラスホッパー種

 インセクトゥム側の騎兵兼砲弾。

 ただの体当たりが武器だが、硬さと、速度と、数を用意して見せれば恐怖が出来上がると言う良い見本。アーマーに進化すると怖い種。

 砦とかに突っ込み、死んでも壁を壊して道を造るので、戦場で見かけたら早めに殺そう。

 ただ、突進しかしないので、進路上にユーリの様なのを置いて置くと、ばったばったと死んでいく。……バッタだけに!


 バッタ人間。

 新種。アーマー系に進化させれば良かったのに、何故かスタイリッシュに進化してしまったグラスホッパー。

 インセクトゥム側の新しい歩兵。アントが首になった瞬間である。

 が。

 コストパフォーマンスが悪いのか、あまり数がおらず、何だか色々と中途半端なことになって居る。

 それでも個体としては強いので、注意が必要である。


●ロール種

 巨大ダンゴムシ。

 アーマーロールはインセクトゥム側の攻城兵器の様なモノ。前大戦中に人類側に甚大な被害をもたらした……ので、今は対策が取られてる。

 どっかの狙撃手みたいに、通用しない弾しか持たないで戦わなければ大丈夫。

 普通の攻城兵器と違い、生きているので、殺せば機能しなくなるのが欠点だった。多少の故障なら無理が出来るのは兵器の強みです。


 ベビーロール。は小さいダンゴムシと言うか、ダイオウグンズムシと言うか、そんなん。

 騎兵としての運用を考えていたようだが、デカくて、重いから強い奴を、軽くて、小さくしたらどうなるのか? と言う問いに対する回答。弱くなります。

 アント種などに鎧として纏われるようになり、纏うのが面倒になったのか、寄生するようになった。それがアーマー系の成り立ち。


●ワーム種

 オオミミズの清水くん。

 ミミズっぽいが、頭だけが本体で、胴の部分は空洞。

 穴を掘り、腹に収めていた同胞をバラ撒く輸送部隊と言うか輸送列車。




□トゥース

 敵性宇宙人の一種……なのだが、その実はツリークリスタルの影響を受けて進化した新人類とも言うべき種族。

 ツリークリスタルの行った、他の敵性宇宙人、インセクトゥム、バブルなどとの共生先選定に置いて、人間があまりにひ弱だった為、ツリークリスタルがテコ入れとして干渉して生まれた種。

 それなのに何故、敵性宇宙人呼ばわりされているかと言うと、その方が『殺しやすい』から。同類が変異したモノよりも、侵略者の方がよかろうと、大戦中にそう定めて、情報が流布された結果。


 人間の進化系なので、遺伝子的には完全に優性。

 人間と交わった場合、その子供は母体の種族によらず、『必ず』トゥースになる。

 なので、人間の女性が孕んだ場合、子供の形によっては母体が死ぬこともある。

 種族を滅ぼされるわけだから、多分、人間にとっては一番、性質が悪い敵性宇宙人とも言えなくはない。

 その特徴から、数百年、数千年後にはトゥースが『人間』になって居るかもしれない。

 一応、その対策として、人間側は、『トゥースとの婚姻は認めない』『トゥースと婚姻関係を結ぶ場合は人間とも婚姻を結び、最低でも同数の子を為すこと』と言う、頭の悪い地方自治体が定めた様な法令を出してみたりしているが……残念。効果は無い。

 どっかのおとんも無視してる。

 人間滅亡、待ったなし!!


 街に住むトゥースは自然発生型、つまりは純粋な第一世代からの直系が多く、戦争中の兵器としての役割から名前の付け方に【型式.ランク】が用いられることが多い。

 ランクはトゥースとしての血の濃さだが、ランク=強さではない。


 逆にレオーネ氏族の様な傭兵部族などは、人間の中にトゥースが混じり、前述の『子供が必ずトゥースになる』と言う特性から人間の群れを食い破った結果である。

 人間、本当に滅亡待ったなし!


 ツリークリスタルの都合により、宇宙に飛び出すことも考慮されているので、自分の身体がもとより武器だったり、女性の胎で装備を造れるようになっている。


〇分類

 トゥースはその役割、若しくは外観で『型式』に分類できる。

 血が純粋であればあるほど、役割が強くでて、純度が低いと役割はあまり表に出ず、外観で区別される。


 α型

 トゥースのリーダーとなる個体。

 無論、別に他の固体でもリーダーは出来るが、α型は極めて能力が高く、ソレに向いているので、α型はだいたい大きな群れや組織のリーダーになる。

 作中登場はA.Bさん。


 Egg型

 遺伝情報を取り込み、強化する傾向のあるトゥース。

 大戦中などには要となる型であり、その特性から例外なく女性。

 混ざることが前提なので、血のランクに関係なく生まれるが、その混ざると言う特性から、血のランクが高い個体は希少。

 Bランクとかだと、お姫様扱いされるレベル。

 作中登場はE.B。


 Dog型

 ワンコ型。人心獣面のアヌビス神。

 感覚器官が鋭く、運動能力も高い。

 特に持久力に優れることから長期間の仕事にも耐えられる。

 軽歩兵向きの種。

 大戦中はDog型で構成された索敵、破壊工作などを行う部隊があったとか。

 作中登場はD.Dさん。


〇外見


 Fur型

 獣型。と、言うか毛皮型。

 もふもふしてる様なやつ。

 作中登場は、リカン、猫耳眼鏡、リカンパパ、シュヴァンツ氏、それと一応、D.Dさん。


 Chitin型

 昆虫型。形態によってはインセクトゥムに間違われるレベル。

 甲殻を持って居るようなやつ。

 作中登場はフリーゲ、C.Jさん、それと一応、A.BさんとE.B。




□バブル

 泡。ツリークリスタルを追って来た敵性宇宙人の一種。

 意識が有るのか、無いのか、目的があるのか無いのか。

 強い風が吹くと吹き飛ばされるので移動できないと言う生物としてどうかと思うレベルの生態持ち。

 ハチの巣の様な巣を持って居る。

 役割は色で別れているらしい。

 作中であまり書かれなかった悲劇の種。

 積極的に敵対はしない、自然災害みたいな種族。

 基本的に『増える』以外の思考が薄い。地球に来たのも、自分達の繁殖に使うツリークリスタルを追いかけて来ただけ。

 只管に物量で押す戦法が得意……と、言うかそれしかできない。

 仮にツリークリスタルが彼等を今回の共生先に選んだ場合、増殖能力が強化されるだけで話的にはあんま盛り上がらない。




□ツリークリスタル

 ぶっちゃけ、一番の敵性宇宙人。

 本作の黒幕といっても過言ではないレベル。

 バブルとインセクトゥムは他の星でツリークリスタルに選ばれ、進化した方々。地球で広がり出したツリークリスタルを追ってやって来たので、そのことだけでも黒幕と言うか、原因と言うか……。

 どの勢力が勝っても、どの勢力にとっても重要である自分たちには危害が及ばない様にしている辺りが更にブラック。


 ケイ素生命体

 炭素の殻を造る。

 その殻がエネルギーになる。そして、中に核、と、言うか本体が在れば木のようにその殻が育つ。

 作中でモノズやムカデに使われるレアモノは中にその核があるモノ。

 無論、インセクトゥムやバブルにもその核が使われている。


 ぶっちゃけ、寄生生物。

 トゥース、バブル、インセクトゥムは彼等に寄生されている。まぁ、寄生してる側は特に何をするでもないので、無害。脊椎動物とヘモグロビンみたいな関係が近いような……。

 人間は寄生させてくれなかったので、ムカデとモノズの技術をあげた。


 尚、ツリークリスタルが寄生生物だと言うことは一般には知られていない。

 知ってるのはアバカスの上層部くらい。


 この時代の長距離通信が死んでるもの彼等のせい。

 何やらだべっているのか、電波出てる。


 が、実は何かに寄生しないと自我は薄い。

 考えることは出来るが、ソレを表に出すことが出来ないので、当然かもしれない。

 だから、モノズから核を取ろうとするとすごく嫌がる。


 創造性はあまりないので、新しいモノを造るのは苦手。

 だからモノズボディの設計は出来ない。

 では、どうしてムカデやモノズの設計思想をもっていたのか?

 もしかしたら今まで接触したなかに、『選ばれなくて』『負けた』人間の様な種が居たのかもしれない……。


 因みに創造性の欠如がインセクトゥムの新種にやたら欠陥が目立った原因である。

 ケイ素生命体の長い寿命を生かしてトライ&エラーで磨いていくつもりなのだろう。


 生殖方法は分裂。近い所で採掘されたレアモノは親子と言うか、同一人物と言うか、そんなんかもしれない。




■企業

 作中では国は崩壊している為、企業がトップに立っている。

 おかげで福利厚生や人権問題はけっこう杜撰である。

 一応、二つの大きな企業と、一つの組合がトップに立ってバランスを取っている。

 因みにその三大勢力は何れも軍事関係。物騒。




□タタラ重工

 三大勢力の一つ。

 商品名は和風

 トウジ曰く、

『頑強な装甲の扱いと、重火器に強いメーカー』

『ムカデやモノズ・ボディは壊れ難く、火力が高い』

『RPG風に言うならば攻撃力と防御力と体力が高い』

 らしい。

 トウジを解凍した会社の親会社故、トウジに与えられた銃もここのモノ。

 手に馴染んでしまったので、愛用することになる。

 モノズ達の中では丑号、寅号、亥号の大型三機のパワー系がこのメーカーを愛用している。

 寅号に至っては社歌を熱唱できるらしい。ミクさんで。





□アロウン社

 三大勢力の一つ。社長はエドラム・アロウン。エドやん。

 商品名は北欧神話。

 トウジ曰く、

『ツリークリスタルを用いたレーザー兵器と、ツリークリスタルがまき散らすジャミング波に抗う様に電子機器に力を入れているメーカー』

『ムカデやモノズ・ボディは情報処理に優れていて、超が付くほどの高火力、そして扱いにくくてちょっと壊れやすい』

『RPG風に言うならば知力とか魔法攻撃力が高くて、防御力と体力が低い』

 らしい。

 使用者と開発者の距離があるせいか、割と致命的な『仕様』と言う名の『初期不良』が織り込まれているので、微妙に現場で新製品が歓迎されていない。

 エドやんの代で多少は改善に向かっているらしい。

 モノズ達の中では子号、卯号、辰号、未号が愛用している。つまりはインテリジェンス組と最大火力。





□職人組合

 三大組織の一つ。他の二つとは違い、文字通り組合。色々な企業が所属して組織を造っている。

 トウジ曰く、

『ムカデやモノズ・ボディの特色はバラバラ』

『個々人に合わせたチューニングどころかゼロからの作成をやってくれたり、正規メーカーでは企画が通らない尖った仕様の物が有ったりする』

『僕の語彙力では、RPGで旨く例えることができない』

 らしい。

 ドギー・ハウスもここに所属する民間軍事会社なので、ぶっちゃけ、トウジの所属組織と言っても過言ではない。その割に、そこの有力者の顔も知らないらしい。

 モノズ達の中では巳号、午号、申号、酉号、戌号が愛用している。





〇子会社、所属会社

 三大勢力の中の子会社。




●カンパニー×カンパニー

 タタラ重工の子会社。

 『敵』の排除、傭兵の派遣、新兵器のテスト、旧時代の基地の調査などをやっている。

 企業中隊。ダブCと略される場合が多い。

 トウジを解凍した会社。

 基地調査中などにスリーパーを見つけて解凍して新入社員にしたり、他から買い取って新入社員にしたりしている。

 鍛えられた新入社員は一度、オークションに掛けられることになって居るが、そこそこのホワイトさなので、結構そのまま残りたがる人が多い。

 ユーリ、アレックス、トウジ、シンゾーなどが所属していたり、していた。




●狛犬屋

 職人組合所属の露店。

 ……所属してるのか?

 コマさんこと狛犬が趣味でやっている露店。

 撃つと暴発する大口径のサブマシンガンと言う欠陥品などが売られている。

 買ってはいけない。




●カービン

 レアモノのツリークリスタルを加工してモノズの核や、ムカデの核にするお店。

 寅号、卯号、辰号、午号、未号、亥号はここで産まれた。

 ヒロインさんがいたらしい。




●ドギー・ハウス

 民間軍事会社。

 実力者には犬の名前が与えられる。

 犬は役割――『出来ること』によって割り振られるので、兵種には寄らない。

 でも戦闘能力は必須。


 例を挙げると

 愛玩犬なら上流階級のマナーを知り、美しい容姿を持っていること。

 老犬は引退した元犬の中で、面倒見が良い奴。

 みたいな感じ。


 因みに、最強の称号は狼犬。

どっかのおとんが推薦されたが、後進の育成をサボって次の猟犬が居なかったので、見送られた。




●カミサワ重工

 趣味に走った技術者を集めた変態企業。

 前の社長は効率重視だったが今の社長が『それでは面白くない!』と良くない方向にハッスルしてこうなった。

 ブレードハッピー、トリガーハッピーと言うムカデ、『幸せ計画シリーズ』が最近の売れ筋。


 トリガーハッピー・ハウンドモデル

 大口径ボルトアクション式対戦車ライフル・無間の猟犬仕様、ヘルハウンド

 キビツモデル


 などのトウジの装備や、チーム桃太郎のモノズボディを造った会社でもある。




●タガワ工業

 巳号のボディを造った小さな会社。

 家族経営。

 家族経営で何故、アロウン社でもなしえなかった脅威の静穏性を持ったモノズボディが造れたかは知らない。

 巳号に毒物生成ラボが組み込まれているし、深くかかわらない方が良いかもしれない。




●ノノムラ機械馬工房

 午号のボディを造った会社。

 レース大好きなお爺さんが趣味でやってる。

 モノズボディは、あまり戦闘に出すことは考慮していないので、銃火器が無いと言う致命的な欠陥がある。趣味だから良いのだ。

 とにかく速く。良いから速く。――そう言う設計思想。

 お爺さんは、クラッシュレースを見てた時、多分、誰よりも午号を応援してた。




●天津鋼業

 タタラ重工の子会社

 アマヅに工場を構える亜種ツリークリスタルの採掘、加工会社。

 屋上の会議室でアマヅの市長が変死を遂げ、その一年後に社長も変死を遂げたので、お祓いをした。

 効果があったのか、その後はそう言ったことは起こらなくなった。

 スリーパーの子供を使わなくなったことは関係ない。

 猟犬に友達料を払ったからでもない。




〇その他

☆アバカス

 ソロバンの名を持つ商社。

 都市伝説で語られる存在。

 いち早く、ツリークリスタルの危険性に気がつき、影に潜った。

 この会社のモノズボディには裏切った際の対策として強制停止システムが付いている。

 因みに、トウジのモノズ達に愛用者はいない。

 でも卯号と、辰号が使わされた。




■兵器・技術

 作中に出て来た兵器やら、技術をぷちぷちと。




〇対敵性生物用戦闘型強化外骨格

 通称、ムカデ。

 人工背骨に装甲を付けた待機状態がムカデっぽいから――と言われているが、それ程、ムカデっぽくない。待機状態は肩に引っ掛けて運ぶのが一般的。

 動力はレアモノのツリークリスタルだが、寄生スタイルなので、自己主張はしない。トゥースとかに寄生してる奴等と一緒。ある意味、人間に寄生したツリークリスタル

 対敵性宇宙人――と、なっていないのは、『人間同士』の争いにも使われるから。




〇モノズ

 一つ目ども。モノアイズ。縮めてモノズ。

 ツリークリスタルが動きやすいらしい球体構造の機械。

 中にツリークリスタルの核を入れると稼働する。

 彼等が日光浴をするのは、生物に寄生した連中とはちがい、酸素をすっての呼吸が出来ない為。

 特殊なカットにより、太陽光を一点に集め、ケイ素の沸点を超える温度を確保、そして呼吸。

 そんな分けで、実は定期的にケイ素を調達して取り込んでいたりするらしい。


 因みに、どんなカットをすれば2600℃を超える熱量が生み出せるのかは知りません。

 大丈夫。ロトの紋章で泉で集めた太陽光でオリハルコン溶かしてたから! きっと楽勝です(白目)。


 核の本体も、その外殻も、ダイヤモンド構造を取り、極めて頑強。

 それでも壊れることはあるので大事にしてあげましょう。(例・エンドウさん)




〇人口脊髄

 この時代の人間は大体、入れ替え済み。

 実際には人工背骨。

 強化プラスチック製で、自前の神経系に加え、ムカデとの接続の為の神経などが入っている。プラスチック製なので、成長はしない。

 それ以外は背骨と同じ働きが出来るらしい。

 でも、一年に一回の検診は受けましょう!


 成長期前の子供にも勿論、制術可能。

 その場合、少し伸びる、と言うか稼働するモノを入れて成長に合わせて追加、加工をすれば普通に背も伸びる。

 ただし、お金がかかる。

 だから“はずれ”のスリーパーの子供達は成長抑制剤をぶち込まれて――


 シンゾーとトウジが常に金欠なのは、これをどうにかしていたからと言うのが大きい。




〇ボールホイール

 モノズをタイヤ代わりに使う技術。

 ……技術?

 真横へのスライド移動もこなせるので自由度はかなり高いのです。




〇遺伝子改造

 ワンコ、ニャンコ、トリにハム。

 そんな彼等を不治の病、中二病に罹患させる悪魔の技術。

 寿命が延びて、賢くなって、内家の深奥を手にすることができるようになる。

 人間には人道的に行われていない。らしい。




■地名




□ウラバ

 職人組合系列の都市、ドギーハウスがある。




□ノースグラス

 アロウン社系列の都市

 特に何もない




□アマヅ

 タタラ重工系列の都市

 天津鋼業がある都市で、タヌキ市長と、タヌキ社長が住んでいたのに「どうぶつの森」ではなく「ぶっそうな街」。

 D.Dさんに攻め込まれ、半壊。

 現在、再建中。




□キャンプ地

 ここをキャンプ地とする!

 廃屋があって雨風がしのげるからだ!

 そんな感じでトウジとシンゾーと子供たちが住み込んだ街。

 元はアロウン社系列の都市で、グラス。

 グラス、ウラバ、アマヅで助け合う協定だったが、アマヅの裏切りで壊滅した。

 ノースグラスはグラスの北に新しく造られた都市で、間にウラバが入り込むことで、何とか平穏を造っていると言うのが現状。

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Doggy House Hound 設定資料集 ポチ吉 @pochi

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