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「人々が命令にほとんど従わないので、我々の苦労はぶち壊しです」
今の政治家さんたちが思っていそうな一言ですね(あ、日本じゃなくてヨーロッパの話です)。
昔は宗教の存在がずっと強かったでしょうし、庶民の扱い方も難しかったのでしょうね。とにかく住環境がひどすぎます。これで眠れるのがすごいです。
この時代のことを考えると今の不満なんて贅沢なのだろうなと思いました。
作者からの返信
レビューをいただきましてありがとうございました! 宝箱、とても嬉しいお言葉です。いつも内容を詰め込みすぎだと思っているので、入りやすいと言っていただきほっといたしました。
>今の政治家さんたちが思っていそうな一言
3月頃にイタリアの各知事がビデオメッセージで激怒を表明していましたが、近いものがありそうです(笑)
最下層の貧民、とくに寝たきりの病人がいる家などは同時代の人も絶句するほどひどい状態だったらしいです。
うーん、未知なる存在への恐怖、隔離と行動抑制によるストレスのせめぎ合い。四百年前と現代、あまり変わりない。信仰心が強い地だと更に難しい問題も加わってくる。日本の場合もある意味「みんな同じ」信仰があるので、それが幸と運ぶか不幸となるか。
橋本さんのエッセイを読んでいて、理由も手法も誰にも分からぬまま、ゆっくりと鎮静化していくのが今回の騒動の顛末の様な気がして来ました。
作者からの返信
みんな同じ信仰、言い得て妙です。義務化されていないのにみんなマスクをつけている現象は凄いと思います。同調圧力みたいなものもあると思いますが。
信仰心に関しては「疫病は神が与えたものなのに、それを人間が自分の手で終息させてしまってよいものか」という考えもあって、ことを複雑にしていたらしいです。
そうですね。鎮静化……できるだけ早く訪れてほしいです。
なんだか現代との共通点が多くて、身につまされますね……(><)
作者からの返信
そうですよね。共通点を見出していただけて嬉しいです!
公衆衛生局の大きな敵は「人間」そのものでした←今もですかねー。
ペストは、ノミも媒介するんですか。コロナはどうなんでしょう。
作者からの返信
今も、かもしれませんね……´ω`
かつてはネズミが媒介したと言われていましたが、どうやらノミが犯人だったらしいです。飛沫感染もします。
コロナは、どうなんでしょうね? まだまだ分かっていないことも多そうですよね。