このエッセイの主題はこれに尽きる。良い作品とは面白いものであると、このエッセイでは解釈されている。その上でこのエッセイでは、自分と距離をとって文章を書く必要があると主張している。自分から距離をとって書かないことには結局、作品そのものが単なる独りよがりなお喋りになってしまって、読者は飽き飽きして作品を読まなくなるからである。自分はこの一連のエッセイを読んで思ったのだが、最も面白い文章とは、読み手の心に最も響くものである。共感する時、読み手は退屈だとは思わない。というのも、書き手が作品を提示する時、読み手の側の視点を盛り込んでいるからである。このエッセイを読み進めれば、そういったことがよくわかるのではないか。読み手に面白いと思われる類の小説を書きたい方には、このエッセイを読むことをおすすめする。

とても個性的で面白い創作論でした。
是非、皆さまも、ご一読を。

他の創作論系エッセイとはひと味違います。

私の場合、このエッセイを読んで、初心者なのに書くことに対して肩肘張ってた自分に気がついて、なんか力が抜けて、やる気が出ました。
自分を信じて、自分が面白いと思う作品を書いてもいいんだと。

あなたもぜひ読んで、作家としての自分を好きになって、もっと自由に執筆活動しましょう！

創作論にはさまざまあるが、このエッセイでは短く端的に各種創作論について”いろいろな考え方”を取り扱っている。
読めば参考になること間違いなし。

まず、実は僕。この作者さんの意見には、反対なのです。でも、価値観を広げるために読みました。ちゃんと真理を書いている。ここまで研究できるのは素晴らしい。

ここまで完成された創作論に出会うことは、なかなかありません。読まなきゃ損するよ！

作者様の「書く」ことに対する姿勢から、私も改めて楽しみながら自分らしい作品を書いていきたいと思えました。ありがとうございました。

書き手さんなら、共感できるし、勉強にもなります。

短いエッセイなのですが、中身はとても深いです。

特に、オリジナリティに関しての章は、たいへん勉強になりました。

小説を書いていて悩んでいる方、行き詰まりを感じている方に、ぜひとも読んでいただきたい作品です。


特に、ラストの三行が秀逸です。

読めば、小説を書きたい気持ちがあふれてきます。