編集済
どこまで書けばどの程度伝わるか。これ、いつも悩みます。
小学生の頃、進学塾の国語の時間に「小説は詳説ではない」と言われました。たぶん「行間を読むことの大事さ」みたいな話だと思いますが……。
エッセイで例示された『太郎はグラスをとった』。「グラスの中は何が入っている? 水が入っている」「何のためにグラスをとった? 中の水を飲むため」「どうやってグラスをとった? 手を伸ばしてとった」あたりは、一種の『行間』ということになるのでしょう。
だから、基本的に「小説は書きすぎてはいけない」というのは、とても同意できる話なのですが……。
実は私、あえて逆に「書き過ぎるくらいに書く」ように意識しています。
お金を出して買ってきた文庫本とは違ってWEB小説の場合、読者が流し読みすることも多いだろう、と思ってしまうからです(読者を信頼していない、ということでもありますが)。(汚い言葉で申し訳ないですが)バカでもチョンでも理解できるように書いておこう、と考えてしまうのです。特に「一番言いたいこと」が伝わらないのが、一番嫌ですから。
もちろん、やり過ぎると「目が滑る」文章になってしまい、余計に「流し読み」を助長することになるでしょうから、それはそれで怖いのですが……。
というわけで冒頭の「どこまで書けばどの程度伝わるか。これ、いつも悩みます」に戻るわけです。
作者からの返信
ふむふむ。
まず、小説の書き方にはルールがない、というのが私のスタンスですので、「書いたほうがよい」と思われるのならば、それはもちろん、ハルさんのやり方を貫いてください。小説は人それぞれですからね(`・ω・´)ゞ
私はweb小説で成功したい! と思ったことがなくて、カクヨムは完全に趣味の作品を上げるためだけに登録しただけなので、正直「webならではの書き方」はさっぱりわかりません(;´∀`)
ただ、太郎が水を飲んでようがお茶を飲んでようが、物語に関係なければどうでもいいとは思ってますね。むしろ大事なことを光らせたいならば、本当に必要な事柄以外は省略したほうが読者に親切かな、と、私は思っています。「省略」も小説における立派な技術ですからね。
でも、全然伝わってねえこと、ありますよね〜。
まあ万人に理解される小説なんて面白いわけがないと考えている身なので、それはそれでいいかな、とか思っちゃうダメな人です。はい私です。
あと、「バカ」はともかく「チョン」は完全に人種差別用語なので(朝鮮人の蔑称です)今後は軽々しく使わないほうがいいですよ。
編集済
共感しました。
文体が美しい!とコメントが付いている小説を見に行って、長々と難しい漢字を使って背景描写を書いている話だと、そっ閉じしたくなってしまいます…。
最初の10行で読者を捕まえる小説が書けたらいいな…。(願望)
あとは一目見た時の文章構成も気になる事があります。
段落もなく、どこから台詞なのかも分からない、黒いページを見ると中身を見ないまま閉じてしまう事もしばしば…。
小説だろうと仕事の資料だろうと、簡潔で見やすい方がいいですね。
自分に刺さったブーメランを抜きながら、自分の小説を見直して参ります。
作者からの返信
わかります、わかります。
美しい文章と読みやすさは必ず両立できるはずだと信じているので、バランスのよさを目指したいですね!
私は海外翻訳ものばかり読むのでつい改行を怠りがちですが、日本の読者は白いページを好むと言いますので、それもやはり大事なのでしょう。
もちろんそれらをかんがみずとも面白い小説は書けるでしょうが、せっかくクリックしてくれたお客様がそっ閉じしてしまっては元も子もない。
気をつけたいところです。
おお。
私の考えと似ていますね。いや、ある部分では完全に一緒です。
ただ、それでもリメイクすると文字数が増える私w
作者からの返信
改稿は増えますよね……それはそれで良くなっているはず(^o^;)