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 2人目までは調子良く対処出来たのもあって、気が大きくなったあなたは残りの敵も軽く片付けようと剣を構えて虚勢を張った。


「さあ、次にこの剣によって倒されるのは誰になるのかな?」

「流石の実力だな、だが、所詮はひとり……我らが陣形にどこまで抗えるかな?」


 この戦士集団のボスらしき男がずいっと現れてあなたに宣言する。どうやらラッキーもここまでのようだ。しっかりと統制の取れた集団の攻撃にかかればいくら強くてもあなたの勝機はなくなってしまう。その圧倒的な圧にたじろいだあなたは剣を構えたままジリジリと後退する。


 気が付くとあなたは岩壁を背に動きが取れなくなってしまった。ここに来て絶体絶命のピンチ!


https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886108898

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