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 成り行き上とは言え、降りかかる火の粉は払わねばならない。意を決したあなたはこの状況に対して、戦うと言う選択肢を選んだ。

 カイル王子の部下は精鋭揃いだ。上手く立ち回らないと勝負は一瞬で決まる。


 あなたは戦いを有利にするためにまずは駆け出した。狭い場所に誘い込んで一対一で勝負するためだ。十数人の屈強な戦士達はあなたを攻撃する事に一切の迷いを感じさせない。流石王子が選んだ精鋭達だ。


 ある程度駆け出したたところで集団の有利さがなくなる場面に遭遇する。周りを岩壁に囲まれた狭い道に入ったのだ。ここが勝負どころのあなたは振り返ると虚を突いて戦闘の戦士を一瞬で仕留める。魔王を倒したその実力は並の戦士など相手にならない。勿論殺してしまっては後で罪に問われる事だろう。それを見越して気絶させるだけに留めてある。


 こうして一人目は難なく倒せたものの、さて、戦士は後から後から襲いかかってくる。全く油断は出来ない状況だ。



 この調子で他の戦士も倒していく

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886098872

 このまま戦い続けるとやがて力尽きてしまう、何とかして逃げよう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886098970

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