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「ねえ、ゲームをしない?」
「えっ?」
突然少女から話しかけられたあなたは戸惑ってしまう。彼女はいたずらっぽい顔で上目遣いをしながらあなたの顔を見つめてくる。取り敢えず話の続きを聞こうと、あなたはつばを飲み込んだ。
「この街のどこかに大きな地上絵があるって話、知ってる?」
「いや、初耳だけど……」
「どこにあるのか探して私に教えてくれない? 地上絵を見つけられたらあなたの勝ちって事で」
「地上絵を見つけられたら……」
「ふふ、その時は素敵な事が起こっちゃうかも」
少女はそう言って無邪気に笑う。ご褒美の内容は誤魔化されたものの、雰囲気的にあなたにもそれなりのメリットがありそうな感じがしていた。この挑戦を受けるかどうか、あなたは腕を組んで考える。
勿論ゲームに参加する
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886083685
いや、やめとこう
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886084348
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