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「に、似合ってるよ!」
「えっ?」
「ふ、服がっ、そのっ、すごく似合ってる!」
「えっと……」
「とにかく、すごい似合ってる!」
あなたは少女の着ている服が似合っている事を鼻息荒く力説する。その圧が強すぎたのか、彼女はぎこちない笑顔を見せると、ペコリと軽い会釈をしてその場から去っていった。あるぇ?
その反応からして、どうやら力任せに一方的に服装を褒めるのは正解ではなかったようだ。落胆したあなたは本来の目的である観光を再開させる。
この街で有名な観光地と言うと古代の遺跡になるだろうか。数千年前に存在していた先住民族が残した遺跡は多くの人で賑わう一大観光スポットだ。
けれど、別にそこしか見るべきものがない訳でもない。あなたは観光パンフを見ながら思案に耽った。
ここはひとつ、遺跡に向かおう
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886036748
いや、他の観光地でもいいかも知れない
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886073742
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