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「えっと……いいね」
「え?」
「その服、気味に似合ってる。何て言うか清楚で、明るくて可憐な花のようで……」
あなたは途中から自分でも何を言っているのか分からないくなっていた。今まで異性の着ている服を具体的に褒めた事がなかったから当然だ。それでも一生懸命に少女の服のセンスを借り物じゃない、自分の感性で褒め続けた。褒め続けられるくらいに彼女の服装は似合っていたのだ。
「うん、そっか。ありがと」
この作戦がうまく行ったのか、少女はニッコリと可愛らしい笑顔をあなたに見ける。その笑顔が見られただけで、あなたはとても幸せな気持ちになったのだった。
「ねぇ、もしかしてあなたって……」
どうやら少女はあなたに興味を持ってくれたらしい。これはチャンスだとも言えるだろう。とは言え、あなたは異性とあまり交流を持った事がない。この突然の展開に戸惑ってしまうのも当然の流れだった。彼女はじっとあなたの顔を見つめている。
ここは当然見つめ返しますよ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886077366
照れくさくなって顔を背ける
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886077419
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