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 遺跡に向かったあなたは多くの観光客と一緒に見学コースをぞろぞろと歩いていた。最初こそ流れ作業でガイドの言葉を聞きながらうなずいたり感嘆の声を上げていたものの、その内、周りの言葉が意識の外の追いやられていくような錯覚を感じ始める。


 やがて遺跡からの出土品のコーナーに差し掛かった時、発掘されたばかりの謎のモノリスを発見する。ここの遺跡は出土品を触れる仕様になっており、多くの人々が各種の遺物を触っている。

 けれど、そのモノリスだけは誰も触っていなかった。モノリスが発する不思議なオーラが人を近付けさせなかったのだ。


 そんなモノリスにあなたは惹かれ始める。気がつけば自然に右手が伸びていた。



 当然触っちゃう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886053490

 ヤバイヤバイ、これは触っちゃだめなやつ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886036798

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