一部 設定集 ※ネタバレ避けたい方は読み飛ばしてください
活動報告で書いたように筆者の感想を交えつつ、一部で書ききれなかった設定等をここに書き残そうと想います。基本的にメインストーリーにかかわらない程度の裏設定を書いていくつもりですが、ネタバレ等を気にする方は読み飛ばしてください。とはいえ、ここに書くようなことが本編で採用されるかは不明です。書くとしてもサブストリー的なもので書くことになると思います。
ここに書かれることは所謂巻末の後書きやカバーを外した時に書かれている小ネタ的なもので、筆者が書きたいから書いている。過度な危殆に瀕してください。
登場人物紹介
・クロハ・グレイ(
ポジション 主人公
性別 男
種族 ワンダ(前世 人間)
職業 追放者(前世 高校生)
関係性 ワンダの大戦士の一人クレマチス・グレイの三番目の子供にして、同じくワンダの大戦士の一人であるローズマリア・グレイの男の妹(弟)。
戦闘能力
・筋力 B
・魔力 2
・精神性 異端
・思想 事なかれ主義
・使い魔
・技 精霊術
幻獣撃 その他
その他のあれやこれや
前世の記憶を持つ転生者だが実のところ記憶は曖昧でありあんまり覚えていない。前世から彼の体感では十五年過ぎているので忘れている出来事や思い至らないことが多い。そもそもなんで一回魂だけの状態になって記憶を保持できているのだろうか。魂の格の問題か。
記憶が虫食いなこともあってか知識を使ったチートはできない。知識チートを使うには知識を再現してくれる技術を持った人々の協力や(ドワーフとか)それなりの地位(貴族とか)資金(商売を行うなど)が必要なわけだが、転生後の主人公はそのどれも持っておらず最後には追放されたためインテリジェンス的なことをほとんどできずにサバイバル生活に。それでも追放されるまでの間衛生観念を少しだけ改めることができたり、出生率にかかわる啓蒙を授けていたりするがその結果が実るのはまだ先のお話。
追放されたのちにそれまで培った(強制的に訓練させられたともいう)狩猟技術や道具製作技術でナイフや罠を作り、狩猟を主に作った道具等をこっそり他のワンダの人々と物々交換しながらスローライフを楽しんでいた。
いずれは森の外に出ていく予定だったがローズ姉と女帝のせいで準備も整わないうちに森を出る羽目になった。(これもローズ姉が悪いんだよ。クロハにとって都合の悪いことの三割がローズ姉のせい)
淵と再会しなかったら割と真面目に人生が詰んでいた可能性がある。森から抜け出すのは困難だったし、その前に女帝に捕らえられていた。マリー姉と女帝に目を付けられる前に再会していればもっと楽だった。(これはマリー姉が悪い。クロハにとって都合の悪いことの八割はマリー姉のせい)
淵との前世の契約は満期で終了していたため、淵が望まなかったら契約できなかったし最悪の場合淵に殺されたりもしていた。
白木春との契約内容は不明。
グリーングリーンとの戦いはグリーングリーンが警戒しすぎていなければ瞬殺だったりする。生存に全力を振っているクロハの戦い方が警戒させていたというのもあるけれども。どちらにしても淵にグリーングリーンは殺されていたが。
一話あたりと十話あたりで大分雰囲気が変わった気がするのは、一話からあまりに時間が経ちすぎているので筆者が一話あたりの雰囲気を忘却していたから。途中でプロットを変えていたせいというのもある。実はもっとさっくりと森から出る予定だったけどマリー姉やローズ姉を登場させていたら無駄に長くなったので急遽プロットを変更し現在の流れとなった。これからもプロットが序盤と全然違うものになるかもしれないので目を瞑ってほしいです。
・
ポジション 従者、メインヒロインその一
性別 不明
種族 悪魔
職業 メイド秘書
関係性 クロハ・グレイの使い魔
戦闘能力
・筋力 測定不能
・魔力 500,000(増幅可能)
・精神性 クロハへの絶対的忠誠
・思想 クロハ中心主義
・使い魔 不明
・技 不明
その他のあれやこれや
クロハの前世である都木萩が使い魔として主従契約していた不明を司る悪魔。性別も容姿も年齢も名前すら不明である存在自体がありもしないような悪魔。都木萩によって彼岸淵と名前を付けられたものの真名ではなく、そもそも真名が存在しないので悪魔退治の方法の一つである、真名を用いた封印が通用しない。彼岸淵を倒すためには地道に無限に近い淵の生命力を削っていくほかにない。
容姿はもともとは定まっていないのでどんな容姿にも成れる。ニャルラトホテプみたいな。
今の姿は赤髪の眼鏡ツインテール巨乳メイド秘書悪魔。
淵の赤髪の女性の姿は都木野花(都木萩の祖母)の二十代くらいの頃の姿。
都木萩が死んだあとその魂を追いかけて異世界にへと渡航した。(多分これが一番早いと思います)
現世に残された歪んでしまった彼女たちの一人。残りの女の子もそのうち出てくる。
それにしてもどうして淵がいるにも関わらず都木萩が死んだのか。一体何が起きたのか。
白木春との関係は白木春に対して一方的に嫉妬をしていたが今は僅かに関係が改善された模様。白木春と彼岸淵が喧嘩をするとアルマゲドンみたいになるので、わちゃわちゃしているようで核融合炉が融解寸前みたいなことになっているがそのことはクロハ以外は知らない。(クロハは分かっていても止められないのであきらめている)
白木春が彼岸淵にはできないことを平然とやってのけるのでそのあたりが危機感を募らせているがその話はまたしばらく先で。
公式チート。
淵に勝てるような存在が白木春以外に出てきた時点でこの物語はインフレするので、ある意味基準点。限界点かも。基本的に魔術にしろあるいは超能力的なことにしろ何でもできるが得意不得意がある。白木春にとっては簡単なことが彼岸淵にとってはやたら労力を掛けなくてはいけなかったり、その逆もある。
この女の子を書きたいがためにこの物語を書き始めたといっても過言ではない。ヤンデレな女の子が大好きな人が死んだときに何をするのかを考えたとき【死者蘇生をする】か【後を追う】の二択が真っ先に思い浮かび、『じゃあ異世界に想い人が転生したらその魂を追いかけて転生するのでは』という考えの元、彼岸淵が誕生した。彼女のヤンデレしているところを書きたいので今後もたくさん登場する予定。
・ローズマリア・グレイ
ポジション 姉、サブヒロインその一
性別 女
種族 ワンダ
職業 大戦士
関係性 クロハの姉。大戦士クレマチスの二番目の子供。
戦闘能力
・筋力 SS
・魔力 70,000
・精神性 慎重
・思想 特になし
・使い魔 特になし
・技 征獣撃 その他
その他のあれやこれや
ウェーブのかかったくすんだ金髪を肩口で乱雑に切りそろえており、手入れはしていないためところどころ跳ねている。虎を想起させる琥珀色の瞳と不愛想で睨んでいるような鋭い眼差しなため、一見すると厳格な性格をしているように思われがちだが実のところ顔が怖いだけで温厚な性格。ワンダとして戦闘狂ではあるものの話せば通じるワンダの中ではまだましな部類。ワンダ全体に言えることだがファッションにはこだわらないし、裁縫などのスキルを誰も持ち得ていないため毛皮をそのまま着ているような無骨な腰巻とさらし、偶に頭からかぶれる獣一頭丸ごと使ったような外套を着ている。人によっては狩猟した証として獣の牙や爪をイヤリングやペンダントとして身に着けているが、ローズマリアは一切頓着せず着飾るという概念がない。身長はあまり高くなくガタイもワンダの中では細身だが極限まで筋肉の密度が高められた引き締まった肉体をしており、無駄に隆起したり偏っていない均衡のとれた肉体美をほこる。アスリートのような競技のための肉体ではなく狩猟と戦闘を行い続けて作られた鋼すら折れ曲がる体躯は、古傷がいくつもついている。野蛮系お姉ちゃん。
初期段階では武人気質の不器用な女の子だったのだが、ポンコツと愚か者属性とコミュ障が追加されてしまったかわいそうな子。もっといじめるつもりだったけど可哀想だからやめた。
クロハの姉。マリーゴールドのつぎにクロハをかわいがっていた。あまりにも不器用なためクロハにはあまり好かれていないと勘違いされかけていたが、どうにか伝えられた。臆病で慎重で真面目なためクロハを助けられなかった庇えなかった追いかけられなかったことを五年間悔やみ続け、漸くクロハを探し一緒に世界(ワンダの社会)を敵に回す覚悟が付いた。不憫でもあるが愚鈍でもある。
クレマチスの子供はクロハを除いて察しが悪いところがあり、一番クレマチスに似ているのがこのローズマリア。実力や潜在能力は恐らく一族の中でトップクラスであるにも関わらず、マリーゴールドに勝てないのはこの鈍さが原因。
彼女の技である獣撃や征獣撃は彼女の母であるクレマチスから教わったもので、マリーゴールドやクレマチスも使える。単純な技の破壊力や持久力は彼女が一番一家の中で優れていて、最も女帝に近い大戦士の一人である。そのことを本人は自覚していないようだが。
マリーゴールドには厄介ごとを押し付けられていたため仲は基本的に悪く、クロハが追放されたときに軽くあしらわれてボコボコにされたことを根に持っている。
ブラコンだが出会いが極端に少ない女部族の中で一番の優良物件が自分の弟で、日に日に筋肉がついていき細マッチョ体系のイケメン(ローズマリー的感覚)になったので惚れてしまうのも仕方がない。
近親婚もまず男が生まれないので前例がなく、誰も忌避感を持っていない。母親のクレマチスですら止める気がない。それにクロハを狙う女性はかなり多い(ローズマリアは気がついていない)のでうかうかしていると競争にすら加われないという目に合う。
あと帝になった。
がんばれローズマリア!立派な女帝になるんだぞ。
・マリーゴールド・グレイ
ポジション 姉、サブヒロインその二
性別 女
種族 ワンダ
職業 魔術結社の長
関係性 クロハの姉、転生者
ローズマリアと同じ金髪だができる範囲で手入れをしているため艶があり色鮮やかなブロンドヘアになっている。癖のある髪を長く伸ばし白いローブを深くかぶりその奥から琥珀色と赤のオッドアイをのぞかせる姿はさながら呪術師だが、肉体派のガチガチ前衛。肉弾戦はともかくとして最前線にてデバフと設置型の罠の魔術をばらまく害悪系の戦い方をする。
彼女の戦闘シーンは本来二話ぐらい(過去編と大婆様のシーン)書く予定だったが、泣く泣くカット。弟が長く戦い過ぎた。
策士。
咄嗟に思い付いた計画を実行するタイプ。行き当たりばったりでも柔軟に対応できるし、無茶苦茶な策を当たり前のように遂行する。目的を達成できれば何でもいいと思っているので、その過程は日本人的倫理観や人命や過労を無視して推し進める強引なものが多い。反感などをかっても気にしない。この無理矢理な考え方がクレマチスやその他のワンダの人々に警戒されている原因となっている。そのことを分かっているし、それを利用しているので性質が悪い。
クレマチスの五人いる子供のうちの長女。こんな娘が長女だったのでクレマチスは教育を間違えたかどうかもわからないままになってしまった。マリーゴールド、ローズマリア、クロハと三人ともクレマチスが望んだのとは別の成長を遂げたためクレマチスは教育を半ばあきらめている。下の妹二人も碌な奴じゃないし。
ブラコン、ショタコンでSもMもいけるどうしようもない人。腐女子ではないことぐらいがまともな点か。クロハのことはクロハが生まれたときから好きであり、日に日に成長していくクロハをいつ襲うかを計画していたところ、クロハが追放されることになりクロハの貞操は守られた。
転生者。令和生まれのOLだった。クロハが転生者と気が付いたのはクロハが生まれてから暫く経ってからのことで、それも確証があったわけではない。クロハが隠していたというわけではなくクロハの反応があまりにも落ち着いたものだったからである。いつの間にか死んでいたので死因は知らない。
もっとも世界情勢を知っているキャラであり、淵や春を除くとこの世界でもトップレベルの強者。大婆様に負けたが準備を整えれば完封できる程度には強い。
ローズマリア姉の活躍はまた今度。
以上三人の紹介でしたが、他のキャラについてはまた今度。
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