応援コメント

3-1 ミケ」への応援コメント

  • プロローグのコメントでも書きましたが、ほんとずるいです。配置が上手すぎます。
    まだよく背景も登場人物の性格も分かってない中、2組の話をどんな物語なのかな〜とか、のんきに読み進めてる中でこれですよ!!

    今までは傍観者でいられたのに、ミケが自分の言葉で語り始めた時、一気に心臓を鷲掴みにされました。

    否応なく自分がミケになります。
    アルヴィンが、どこかの知らない国の皇子ではなく、片時も目を離さず十四年、見守ってきた愛し子になります。
    その狂おしいほどの偏狭的な愛。

    美しい言葉の配置や、描写は、むしろこのシーンのミケの心を際立たせるための前置きでしかなかったのではと思うほどの、すさまじい剥き出しの心です。
    小説でこう言うとおかしいかも知れませんが、目力を感じました。

    ミケはアルヴィンしか見ていないのに、私をも睨みつけられているように感じます。
    なぜ貴方はそこで見ているだけなのか。なぜ私の愛しい皇子を救ってくれないのか。
    そう、語りかけられているようです。

    正しい、正しくないなど関係なく、私がアルヴィンを救わなければ。
    そのためにこの物語をめくり始めたんだと気づかされました。


    『でも、そんなの、耐えられるわけがないじゃあないか。』
    から、
    『貴方がいなくなるくらいなら、ミケはなんだってできる!』
    ここまでの、短い文章で全てを持っていかれました。

    なんかここまで長々と書いてきましたが、言いたいことはたった一言です。
    ここ好き。

    作者からの返信

    とても濃厚な感想をありがとうございます!

    序文が後付けされたプロローグならば、これはそもそもの発端でありました。
    『星よきいてくれ』は、実はこのエピソードから広がった物語です。
    アルヴィンと語り部ミケの別れから始まり、もう一組の主人公として、もともと別作品にいたジジたちを引っ張ってきて、何やかんやで今の形になりました。
    なろう版をお読みになっているおんたさんは、この後にある展開をもうご存知だと思いますが、どうぞ、二人を待つ最初の別れへお進みください。

  • ミケぇえええええええ( ;∀;)!
    アルヴィンも好きだけど、ミケお前……。
    涙で画面が見えないんですけど……どうすれば……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    涙を吹いて、お進みください。