　こちらもTwitterでオススメされた作品。

　2012年にアニメ化され、私もタイトルだけは聞いたことがありました。

　著者の田中先生は、元々ゲームのシナリオライターでしたが、この作品でラノベデビュー。

　このライトノベルがすごい！2007年17位、SFが読みたい!ベストSF2007 国内編15位、第46回星雲賞ノミネート、第1回大学読書人大賞受賞しています。

◆タイトル『人類は衰退しました』

◆作者　田中ロミオ

◆イラスト　戸部淑

◆レーベル　ガガガ文庫

◆発売日　2011/11/23

◆感想

　人類が衰退を迎えてはや数世紀。地球は「妖精さん」のものとなり、人間は旧人類となっていた。

　平均身長10cmで3頭身、高い知能を持つ妖精さんたちはお菓子が大好き。

　「わたし」は妖精さんと人間との間を取り持つ「調停官」となり、故郷のクスノキの里に帰ってきたのだが――というお話。

　終末世界が舞台で設定はSFですが、中身はほのぼのファンタジーと言った感じ。

　主人公の「わたし」もけなげだし、妖精さんもなんとも可愛らしく、コミカルな会話が楽しいです。

　なんだかラノベというよりは、児童書を読んでいるみたいな気分になりました。

　平和でゆるいSFやファンタジーが読みたい方におすすめ。

◇可愛い女の子のほのぼの冒険譚

『先輩冒険者さんが助けてくれるのできっと大丈夫なのです！新米冒険者の日記帳』

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『The video game with no name』

◇月で投資をする！？ＳＦ！

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