5.イリヤの空、UFOの夏 感想
続いての作品はこちらです。
『イリヤの空、UFOの夏』
何でこの作品を今取り上げるかと言うと、Twitterで薦められたというのもあるんですが……
勘のいい方はもうお気づきかも知れませんが今この小説、カクヨムで無料で読めるんです。
『イリヤの空、UFOの夏』電撃文庫公式
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885579795
でも、私が無料で読めると知ったのは、ちょうど『イリヤの空』の一巻を読み終わった後でした。
凄くタイミングが悪い……。
なんか損した気分になりましたが、そこは作者様へのお布施だと思って我慢します。
という訳で、一巻を読み終え電撃公式を確認したところ……二巻以降の内容も載ってる!?
神かな!!??
いや、普通こういう試し読みって一巻だけとか、酷い時には最初の数ページだけだったりするじゃないですか。
それが二巻以降も読める……?
電撃文庫、大丈夫??(おい)
という訳で、カクヨムで一巻の続きを読み始めた私なんですが、結局全部読みたくなって、一気に四巻まで買ってしまいました。
全四巻で揃えやすいのは非常に助かります。
短く綺麗にまとまっているのも、この作品が名作とよばれている所以かも知れませんね。
というわけで四巻まで読んだ感想を。
◆タイトル『イリヤの空、UFOの夏』
◆作者 秋山瑞人
◆イラスト 駒都えーじ
◆レーベル 電撃文庫
◆発売日 2001年10月1日
◆感想
ある日、誰もいない放課後のプールで泳いでみたいという衝動に駆られた浅羽は、そこで謎の美少女、
が、彼女には何やら秘密があるようで――という話。
この小説を一言で言うなら「The青春」!!
いいですよね、若さゆえの衝動、喧騒、焦燥感、青春……そして馬鹿騒ぎ。
夏の熱気が文章から押し寄せてくるようでクラクラします。作者さんの筆力のなせる技でしょうか。
さすが「青春SF小説の金字塔」とも呼ばれる作品!!
気になった方は、是非冒頭の数ページだけでも読んでみてください。
最初の数ページだけでもうこれは名作だという事が分かりますので。
四巻あたりの内容は個人的には結構辛くて心が痛みましたが……それでもやっぱり名作だと思います。
読めばきっと、彼らと青春を過ごしたくなる、過ごした気分になれる、胸の中に一つ新たな青春の思い出ができる、そんな作品だと思います。
◼『イリヤの空、UFOの夏』電撃文庫公式
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885579795
◇この作品が好きな方はこちらもオススメ
◼『ひとりぼっちのソユーズ』
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