ラノベ紹介(2018年6月読了分)
1.スカートの中のひみつ。 感想
さて、記念すべき一作目はこちらです。
『スカートの中のひみつ』
第24回電撃大賞最終選考作。
賞をとらなくても最終選考でも出版されるんですね。それだけ光るところがあったということなんでしょうか。
意味有りげなタイトルですが、実はこの作品「男の娘」もの。
なんでこの作品を真っ先に読もうと思ったかというと、個人的に男の娘や女装が好きだっていうのと「ラノベ読みVtuber」こと本山らのちゃんが紹介していたから。
Vtuber(バーチャルユーチューバー)について知らない方は調べてみてね!
というわけで、作品の情報です。
◆タイトル『スカートの中のひみつ』
◆作者 宮入裕昴
◆イラスト 焦茶
◆レーベル 電撃文庫
◆発売日 2018年5月10日
◆感想
いきなり冒頭からデブと女装男子の会話からはじまる作品なんですが、この二人のキャラがいい!
それに何ていうかね、文章のリズムが凄くいいんですよ。スッと文章が入ってくる。
何なんだろうこいつらって一発で引き込まれて、気がついたらラストまで読んでいました。
そして巻き起こる事件。謎多き人々。この小説は二人の目線で進むのですが、二人の目線が噛み合い、ラストですべてが明かされる爽快感がたまりません。
同じ電撃ですし、デュラララやバッカーノなど群像劇が得意の成田良悟さんなんかを思い出しますね。
個人的には大賞作品の『86』や『タタの魔法使い』より好きかも知れません。
楽しくて爽快感があって男の娘好きにもそうでない方にもオススメです。
☆こちらもオススメ
◇『六人の赤ずきんは今夜食べられる』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885969256/episodes/1177354054886023932
◇『私が笑ったら死にますから。と水品さんは言ったんだ』
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☆女装作品と言えば……
『おめでとう、俺は美少女に進化した。』
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154910711
『可憐な王子の受難の日々』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882221156
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チェックしてみて下さい!
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