第5話
「宿舎出来だぞー」
「広いですね!」
「これは、良いですね」
宿舎の中に入ってみたらところ、ロビーが広くそこから2階に上がる階段が2カ所あり、さらに1階と2階は左右、正面に廊下があり中央の廊下は左右両方に部屋があり左右の廊下は片方が壁、もう片方が部屋となっている。二人と一緒に全ての部屋を見てみたが内装は全ての同じだった
各自好きな部屋を決めた後は宿舎が出来た後に作らせていた食堂に向かう。
「誰が食事作れる?」
「私は、少しなら」
「私は出来ますよ!」
アテナも少しは出来るのか意外だなぁ
「ユーマ?私が食事作れるの意外だと思いませんでした?」
「お、思ってないよ?」
な、なんで考えたのが分かるんだよ怖いわー
取り敢えずフーに頼るか
「フー、頼める?」
「分かりました!」
二人と一緒に食堂に向かった
「・・・ごめん」
「気にすること無いですよ!」
「気にすることありませんよ」
食材が一つも無かった、そりゃそうだ今日ここに来たばかりなのにあるわけがなかった
「でもなぁ、あっそう言えばガチャで出た奴あったじゃん」
ガチャで出たアイテムはこの城の各所にある専用ボックスから取り出せるようになっており取り出せるのは城主と城主が許可した人のみが取り出せるようになっているシステムだ。食堂にある専用ボックスの上にあるタッチパネルを操作して非常用食料を三つ取り出す
そして長テーブルに座り俺と三人で一人一つずつ非常用食料を食べた
その後。風呂入ろうと思ったら風呂無かったわ、あとタオルとかも無いからお金を集めないと行けないので明日、近くの街に行こうと話になった。この世界にはWOG(Would Of Guardian)と言う組織がある、簡単に言えばギルドと呼ばれる物だろう。各地に支部がありありこの組織には近くの村やこの組織自体からのクエストなどが受けれるようになっており各地の城主や冒険者などは必ず登録しているらしいのでこれは登録しないとクエストも受けれずにお金も貯まらないのでこの世界に来たのなら必ずと言って良いほど登録しないといけないだろう。てかWOGってふざけてんだろ何で英語なんだよとかツッコミどころ満載だがツッコんだらダメだと思うのでこれからは気にしないことにする
取り敢えず登録した後の目標を三人で決めた
・食料をどうにかする
・武器などを買う
・家具を買う
・風呂を作る
ざっとこんな感じ、大雑把にはまとめたけど
最後の風呂に関しては俺が言った、二人とも反論も無かったから良かった
垢が身体を強くするとか言ってきたらどうしようかなと思ったけどそんなこともなかった。アテナはなんとなく分かったらしいがフーがまだよく分かっていない感じだ
なんにせよまず登録をしないことには始まらない。
今日はご飯を食べた後は解散になった
俺は気を抜いたら一気に疲れが来たので部屋のベッドにの寝転がるとすぐさま意識が闇の中へと落ちた
朝の日差しが差し込んで...こない
理由はカーテンを閉め切っているからだ、正直真っ暗な方が落ち着く、ともあれもう朝だろうと思う。勢いよくカーテンを開くと日差しが差し込む。取り敢えず部屋にある洗面台で顔を洗おうとすると蛇口は有るんだけど捻って水出す所有るでしょ?そこが無いんだよ。
ほんとにこれどうやって水出すんだ?かれこれ30分くらい蛇口の構造を見て首を捻ってる。ずっと考えてるとコンコンコンとドアをノックする音が聞こえる。
「フーです。ユーマさん起きてますか?」
「起きてるよ」
「おはようございます、アテナさんとそろそろ町に行こうってなったので起こしに来ました。」
「おはよう、ちょっと蛇口から水出すのどうやるのかわかる?」
「はい、わかりますよ。やりましょうか?」
「お、頼むわ」
部屋の戸を開けるとフーが入ってくる
「これはですね、少し魔力を流せば水が出るタイプなのでこういう感じにすれば出来ますよ」
フーが蛇口の捻る部分に置いてある六角形の石?みたいなのに片手をかざすと水が出てきた。
魔力って何さ、初めて聞いたわんなこと。
取り敢えず出してもらった水で顔を洗う
「ありがとうな」
「いえいえ、こんなことで良いなら大丈夫ですよ。それよりアテナさんが待っているので急ぎましょう」
「そう言えばそうだったな」
「遅いです!」
「ごめん」
「ごめんなさい」
「フーさんは良いとしてユーマ貴方はダメです」
「ごめんなさい」
「今回は許しましょう、次同じことをしたら許しません」
「善処します」
「とりあえず行きませんか?」
「「そうですね(だな)」」
のんびり城主やります 凡凡盆 @asagiri162
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