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『文明開化百花繚乱と言える、大日本帝国であるがどちらかと言えば後者の方が浸透している。』ここでの読点は『大日本帝国であるが』の後がいいです。今のままだと意味が取れなくなってしまいます。
『科学力や文明力』『力』はなくてもいいのではないでしょうか?
『なのだが、』『だが、』でリズムは取れます。
『学習すれば使いこなせるだろう。』『だろう』は不確かな断定なので、可能性がある事を示す『かもしれない』の方がいいような気がします。
『彼に術の類は使えない』数行前に同じ表記があります。
『しかし、彼は頭で考えるよりも先に体が動いてしまう気がある。それは、術を使う以前の問題だった。』のような感じにしてみてはどうでしょう?
と、次の文章を読んだら、『性分』と書かれているので、私の例文『気がある。』の後に『最早よれは~』と繋げた方がいいかもしれません。
『鼻を咲かせていると』誤字ですね。
『が強烈な異臭を捉えたからだ。』『が』はいりません。おかしな文章になります。
『苦み走って』の意味は、顔つきに厳しくひきしまったところがある。渋みがあってりりしい。ですので、ここの文章は変です。
『悠雅もその言葉には納得できた。しかし、どうにも納得できないことが一つ。』意味はわかるのですが、『納得できた』の直後の『納得できない』はテンポを悪くします。『頷きはしたものの、悠雅にはどうにも納得できないことが一つあった。』のような感じにしてみてはどうでしょう? この後に『それは、強い磯の香り。』と続きます。
『言いながら、しかし、彼は途中で言葉を詰まらせる。』『言いながら、しかし、』はいりません。
『それはその光の色にある。緑。』誤字ですかね? 『ある』の後は読点だと思います。
『さりとて頭上に向かって』『さりとて』は必要ないでしょう。ちょっと意味が通じなくなります。
『そこには巨大な海水の塊の中をとぐろを巻くように泳ぐ一頭の龍がいた。』絵が思い浮かびません。祭壇で海水の塊とは?
『深きものどもの頭が悠雅の方へと向けられる』説明的すぎますね。『深きものどもが悠雅達を振り返る』でいいと思います。
『王らしき深きものは』この前で『さながら王の如き』と書いてあります。『さながら』は『~のような』という意味ですね。『らしき』は推測です。意味が違ってきます。王にような敵が、たぶん王とは違いますよね?
『これを捧げれば』何にですか? 多分龍らしきもの?
『それも片手で。いわゆる白刃取りというもの。』片手で白刃取りというと、抓んだって事でしょうか? ならばそう書いた方がいいと思います。『白刃取り――それも片手で抓むように』とか。
『しかし、穂積はやってのけた。できるとすれば、答えは一つしかない。』もっと端的に。『導き出される答えは一つ』だけでいいでしょう。
『否定はしない。が、格が違うな』格が違うなら、否定しましょう。『一緒にするな』とか。
『ハイドラのお眼鏡にかなったようだ』前の方で泳いでいる表記がありました。その間の『母なるハイドラは目を覚ましましょう』の意味が取れません。起きているのでしょうか、眠っているのでしょうか? はたまた力の事でしょうか?
『唾を飲み込ませた』→『唾を飲み込んだ』
『臆せば死ぬ、引けば殺される。』端的すぎて意味が取れません。もしくは回りくどいのか? 引くも臆すも同等の意味ですよね?
『理路整然と並べられた牙』『理路整然』は物事が道理や道筋です。『整然』でいいでしょう。
改稿中のようですが、私はこのまま読み進めていいのですか?
作者からの返信
先んじて、自分で読んである程度粗を取っているだけなので読み進めて頂いて大丈夫です。誤解させてしまって申し訳ないです。
わざわざありがとうございました。
「だろう」
これだと断定を含んでしまうのですね。何気なく使ってしまっていたので直していきたいと思います。
「使えない」
修正しておきます。
同じ記述があるのはくどいですしね。
「そこには巨大な海水の〜〜」
うーんここはちょっと大きく推敲してみます。
「さながら〜〜」
そうですね、王ではないです。修正しておきます。
「白刃取り〜〜」
意図が伝わっていたものの、仰る通り抓むように、に変えた方がいいですね。ありがとうございました。
「理路整然〜〜」
そうですね、ここは整然とに直したいと思います。間違った言葉を使うのは良くありませんし。
講評ありがとうございました。
クトゥルフ神話の神話生物とどう戦っていくのか楽しみです