最初に読みかけて「あ、こりゃ一気読みしないとダメだ」と思いました。のっけから面白すぎるのです。そしてハマるだろうことは、もう分かってました。
浮島という存在、過去に問題のあった「もの」。これらが最初からぐいぐいと不穏さを醸し出しています。
可愛らしい幼馴染カップルがこの先どうなるのかと気になってしまう始まり。
ドキドキしながら予想を立て、えっそこであの人が?となった時にはもうズルズルと引き込まれていました。
他の方々も書いていたかと思いますが、このお話は一気読み推奨です。もちろん途中で止められるのなら結構。ですが、止まりません。
今は余韻に浸ってます。このお話のあとには何も書けない。しばらく休憩です。
緻密に描かれる物語、読み手に寄り添った読みやすい文章、駆け抜ける爽快感。味わってみませんか?