二人のこれからが気になります
韓国人と日本人のコミュニケーションの距離感のようなものが、よく表現されていると思います。
韓国の方の絡みつき方みたいな感じ?
上手いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
これからはもっと二人の距離感の微妙さが描かれてゆきますよ。それこそが本作のテーマでもありますから。しかし、序章でそのようなことを言われるとは意外でした。
すごくいいと思います!
ここ↓が一番好きでした。桜の花に注目する表現は多いと思いますが、幹に注目していて。でもすぐイメージが浮かんだので、ああ私も桜の幹をこういう印象でとらえているなと思いました。そうですよね、言われてみれば、桜の木って全体的に武骨です。
>千万ちよろずの花を支える黒い幹みきは、間近で見れ錆さび付いた銀である。苔生こけむし、ひび割れ、武骨な根を地面に張っている。
会話文のテンポもよくてわかりやすいですし、広い層の読者さんが抵抗なく読めそうな。
作者からの返信
ありがとうございます! オレンジさんから返信が来るまで、ちょっとドキドキでした。
これは実を言うと対位法を狙ったんですよ。あの、逆の表現をすることで本当に伝えたいことを表現するってやつ。桜の美しい処ばかりを書いても、美しさは上手く伝わらないんじゃないかって思って。
しかし考えてもみれば、この武骨な幹こそが桜という植物の本体なんですよね。武骨な樹の中から短い時間だけ白い花が咲く――だからこそ人々は惹かれるのだと思います。
国は国、個人の友情は別です。仕事で中国との付き合いもありますが、こちらも同じです。