緊急怪獣速報

作者 緯糸ひつじ

すべてのエピソードへの応援コメント

  •  あとがきとへのコメント

    こんにちは、辰井圭斗です。先日は自主企画「辰井・柴犬講評広場」にご参加くださりありがとうございました。こちらに講評を書きます。

    ・単に日本語的な面での指摘
    僕はアパートの通路から、路上へと視線を向けると→ 僕がアパートの通路から、路上へと視線を向けると
    重箱ですが、
    かつてのフィクションの存在→かつてのようなフィクションの存在
    たった一頭の怪獣をリアルな災害として、対峙しなければならない世界で生きている。→リアルな災害としてたった一頭の怪獣と対峙しなければならない世界で生きている(意味が変わってしまうか……?)。
    など、特に最初の方は一読してつながりの悪いところがあります。勿体ないです。序盤以降はほぼ気になりません。

    さて、素晴らしかったです。どういう話かなと思いながら読んでいて、“なぜなら、僕らが火事場泥棒だからだ”のところでとてもワクワクしました。今までに読んだことがない怪獣ものが読めると。怪獣ものではありますが、かなり繊細な話でした。

    時系列が前後するので以前拝読した『SOMEBODY PICK UP MY PEACH』を想起しましたが、『SOMEBODY PICK UP MY PEACH』よりも時系列の操作がうまくいっている印象ですんなりとそれぞれの時に入って行けました。過去から積み重ねられた寛太の内面を追う物語である以上、前後する時系列は作劇上意味を持っており単にトリッキーな仕掛けでないことが好ましかったです。

    中盤のスローモーションで降り注ぐ瓦礫と急速に戻る時間の流れは見事で感嘆しました。

    正直最後はよく分かりません。“たぶん僕は、骨の髄まで敗走者だ”とありますが、寛太は子どもを助けているのであり、その点で彼は敗走者としての道から一歩外へ出ているように思われるのですが。

    難点を挙げるならば早い段階で怪獣の外見描写が欲しかったです。あの怪獣と書いてあってもイメージが掴めません。トカゲ型なのか獣型なのか二足歩行なのか四足歩行なのか……。怪獣と言ってもビジュアルの幅が広い分戸惑います。直接見るシーンは後の方までなくとも、寛太目線の話なのでその辺りのイメージの補助になり得る情報は入れられるはずです。

    全体としては冒頭にも書きましたが素晴らしかったです。面白かった! と思いました。読ませてくださりありがとうございました。

    作者からの返信

    講評ありがとうございます。
    文章力の基礎をつけないままずっと書いてきていたので、日本語の指摘がとってもありがたいです!

    時系列を操作と、時間の流れのコントロールの部分は、これからも上手くなりたいところなので、そう言って頂けて嬉しいです。

    最後の部分、僕の中ではかなりしっくりくる言葉なんです。口喧嘩したり、怪獣の脅威にせっつかれたりする状況で助けたのが、その理由でした。流されっぱなしな寛太にとって、その場の勢いも加わった子供の救出を、新しい一歩と自分で認められない、でもこれからだ、みたいな気持ちで書いたと思います。考えてみます!
    怪獣の描写も頷くばかりで、直そうと思います。
    講評ありがとうございました!

    2020年12月14日 22:20

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    怪獣災害の火事場泥棒のお話!
    かの映画の爆発的ヒットから、それ以前からずっと怪獣映画や特撮が好きだったこともある私は勝手に「これからは魔法少女じゃない! 怪獣物の時代だ!」なんて思い、自分でも怪獣小説に挑戦したり、カクヨムでも怪獣物とわかると思わず食指が伸びてしまうのですが、その中でもなかなかに独特でオリジナリティのある着目点だなあ、と脱帽しました。
    あとがきも読ませていただくと、原案となる作品もあるとのことで、そちらも紹介にあずかり読んでみようと思います。

    作者からの返信

    僕が怪獣ものにはまったのもヒットした映画からで、独自の切り口で描けないかな?と考えた小説だったので、そう言ってもらえて嬉しいです。
    ぜひぜひそちらの作品も読んでください!
    その小説を読まなければ、これも出来なかったので、おすすめです!

    読んでいただき、ありがとうございました!

    2020年10月27日 12:29

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

     バラエティ番組からニュースに切り替える市民、避難の基本三原則、行政による予測サービスの提供……怪獣を災害と捉え、地震と同じような対処をする。そして避難を呼びかけに来た二人は……(ネタバレ回避)。序盤から、リアリティのある設定と、場面転換に向けたフックが盛り込まれていて、惹き込まれました。
     怪獣孤児、握りしめた怪獣のオモチャ、怪獣のおこぼれ、人は慣れることが本当に得意……この世界に説得力を与える生々しい言葉の数々。市民は良くも悪くも怪獣の存在を受け入れ、順応している。現実に怪獣災害が頻発するようになったら、この世界と同じようになるのだろうと思わされました。というより、我々は既に自然災害に順応せざるを得ない社会に生きているわけで……。だからこそ怪獣という架空の災害を描いたフィクションを目にしても、自然災害と同じような描写をされると受け入れてしまえる。怖いことだけれど。
    「リフト・バレーの幻」もそうですが、夢で見る景色……非現実的で、映像でないと上手く伝わらなそうな光景が、ありありと目に浮かぶように描写されていて、文章ってこんなにも上手く伝えられるものなのかと驚かされました。一瞬「何が起きているの……?」と思うけれど、その後のフォローによって意味不明にならずちゃんと伝わるようになっている。脳内で映写機を回されている感覚がします。文字だけで見せたいものを見せる……文章力レベルがカンストしている……。
     結末も好きでした。英雄・悪党・敗走者……どうやって生き延びるのが正しいのか。もしくは形はどうあれ生き延びること自体が既に人間として正しいのではないか。そんな疑問を呈されたような気がします。
     とんでもないものを読ませていただきました。いやぁ……入り込んでしまった……。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます、嬉しい言葉ばかりで何度も読みました。

     序盤、そういってもらえて嬉しいです……! 自分のできる中でも、かなり上手く書けた冒頭だなと思いました。

    >現実に怪獣災害が頻発するようになったら、この世界と同じようになるのだろうと思わされました。

     できるだけ現実と地続きであるような世界を書きたいと思っていたのでとても嬉しいです。怪獣に一様にパニックする市民の描かれ方をちょっと変えよう、でも怪獣の生々しいリアリティを与えるのは何だろうと考えたときに、怪獣がいても生活がある、市民も怪獣に対処するために雑務がある、みたいなところをたくさん描こうと思いました。順応しちゃって普通に振る舞っても、理不尽に日常を歪まされてこと事態は変わらない。それを忘れちゃっててふと思い出すと寒気がする、というのは現実と一緒で、そういう部分を描ければいいなと思いました。

    >脳内で映写機を回されている感覚がします。文字だけで見せたいものを見せる

     「リフト・バレーの幻」もそうですけど、この時期は印象的な映像を頭の中に浮かばせたい! と思っていたので飛び上がるくらいに嬉しいです。ズームとかスローモーションとかフレアとか、どうやったら映像っぽい形で想像させられるかと考えてた時です。ただ、ここについてこんなに誉められたことがなくて、自信持って良いんだな、と本当にやった!と思いました!

     結末については、この疑問は自分のなかにもあって、時間かけてもはっきりと割り切れない感覚もあって、最後に投げ込んでみました。
     たくさんの感想でめちゃくちゃ嬉しかったです。読んでいただきありがとうございました!

    2020年7月4日 18:41

  •  あとがきとへのコメント

    岩井さんの作品は自分も読んでいます。諦観にたゆたわない怒りを描くのが上手い方ですよね。レビューを書かせていただきました。お暇なときにでもお読みください。

    作者からの返信

    岩井さんの作品読んでいるんですね!
    諦めないキャラクターが好きなので上手いの羨ましいんでよね。自分のことみたいに嬉しいです。

    レビュー読みました。
    伊坂幸太郎さんが好きで、でも今回あまり意識しなかった作品なので、名前が出てきて驚くと同時に嬉しかったです。

    伝統芸能の怪獣モノをどういう切り口で描けば、新しさが出るだろうかと考えていたので、楽しいんでもらえてとっても良かったです。
    レビュー、コメント、ありがとうございました!

    2020年5月10日 12:46

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    ちょっとした共存共栄というか、マンボウについたコバンザメというか、怪獣アフターな世界の一側面を見られました。上質なSF短編だと思います。

    作者からの返信

    一市民レベルでなら、これで得をする人、損をする人、協力する人、利用する人、いろんな人が現れるだろうな、と考えてこういう形になりました。

    コメントありがとうございました!

    2020年5月9日 15:43

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    「いつだって何処かで警告音が鳴ってる。それを無視して、ここにいるのは誰だよ」

    悪党とは言っても、矛盾のない発言を行える悪党は魅力的ですよね。

    人間全体に刻み込まれた慣れようとする習性を、根底から皮肉っているように思えます。
    しょうがないじゃないか、が口癖の人は、多分寛太さんだけじゃあない。90%以上の人間がそうなんじゃあないかなって思います。
    そして10%の人間だって、必ずしも結果を残せるわけじゃあない。
    でも一度90%の方へ行ってしまうと居心地が良くて、被害者気取りで喚くことができるから、そうしたくなってしまう。10%へ戻れなくなってしまう。
    だからこそ踏みとどまらなければいけないし、10%の人間を嘲るのではなく応援しなければいけない。
    というようなメッセージのようなものを感じました。

    怪獣が災害としてあるがゆえの火事場泥棒と言う所にフォーカスを当てるのが、見事だなあと思いました。
    荒廃しきってない世界だからこそ「これから壊される」ことへの絶望がより明瞭になっており良いなと思いました。
    善と悪、世界観、今と過去、絶妙なバランス感覚だったと思います。

    ありがとうございました!

    作者からの返信

    慣れるって、善悪とか価値観とか見境なく起こることで不思議だなと思ってました。「しょうがない」を自覚しているのとそうでないのでは、全然行動が変わるだろうなと思って書きました。
    怪獣モノを違う切り口でかけるかな、と考えて書いたので、見事と思ってもらえてとっても嬉しいです。

    読んでいただき、ありがとうございました!

    2020年5月9日 15:29

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    壮大なプロローグを読んだような。

    世界観も然ることながら、ベランダで泣く子供に、かつて理不尽に叩き落とされ救われなかった自分を重ねるところがたまりません。

    このひとつの救いは、彼のこれからに何をもたらすのだろう。このどうしようもない世界の中で、彼はどう生きていくのだろう。

    思いを馳せてしまうラスト。ご馳走さまでした。

    作者からの返信

    まさに、あとがきで紹介する小説のプロローグになるような作品になれば。という気持ちで作ったので、そう言っていただけて嬉しいです!

    誰かを救うと、自分も救われる気がするんです。どうしようもなくヒーローが居ない世界観でも、救われる唯一の方法かもしれないな、とらせんさんのコメントで思いました。

    読んでいただき、ありがとうございました!

    2020年2月24日 23:12

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    凄いもの読んでしまいました。
    日常になってるのもわかるし、だからこそ避難を促してるのかと思いきや火事場泥棒とは!
    堪能させていただきました!

    作者からの返信

    花田さん、こんばんは!
    コメントに、星に、レビューまで! ありがとうございます。
    火事場泥棒に驚いてもらえて嬉しいです。
    ラストについて言ってくれたレビューも、思わずガッツポーズしました!

    読んでいただきありがとうございました!

    2020年2月12日 21:34

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    迫り来る怪獣の足元での火事場泥棒!! 疾走感がありますねー。
    壮大な本編が後に控えている、前日譚を見せてもらったような感じでした。
    主人公は過去の自分のような子供を助けたことで、人生を取り戻せるのかな? そうだといいなと思いました。

    作者からの返信

    こんばんは!
    返信遅れてすみせん( 。゚Д゚。)。
    あとがきのところで紹介したモノを本編として作っているような部分もあるので、
    まさにプロローグ的な感じを大切にしました!

    主人公、けっこう皆さんに気にかけてもらって、作った身としてめちゃくちゃ嬉しいですね!

    コメントに、星まで、ありがとうございます!

    2019年9月5日 18:11

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    面白かったです!

    下手に説明がないところが日常のリアリティを出していて、主人公の葛藤に集中できました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!
    意識して書いたところなので、そう言ってもらえて、ほっとしてます。ありがとうございました!

    2019年7月1日 13:40

  •  あとがきとへのコメント

    『キャラクターが精神的に追い込まれる短編集まれ!』企画主です。
    この度は本企画にご参加くださりありがとうございます。
    いくら頑張っても対抗できない圧倒的脅威に追い込まれ、逆転することすらできずに終わってゆく無常感は私の好みで、とても楽しく読めました。
    御作品の感想を含むツイートログをTogetterにまとめましたので、よろしければご覧ください。https://togetter.com/li/1368734
    また、御作品に少し言及しているクロスレビューもnoteに書きました。https://note.mu/wkumo2016/n/n84b880c34dd8
    ご返信は不要です。

    作者からの返信

    こんばんは!
    返信は不要とありましたが、クロスレビューのお礼に書きます。

    ちょっと前に読ませてもらって、こんな形で自分の小説が紹介されるのが初めてだったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。

    クロスレビューの中で、精神的に追い詰めることへの考察も、とても興味深く、これからの創作に役立ちそうです。

    今後も、こういう機会があれば、参加したいなと思いました。

    企画運営、ありがとうございました!

    2019年6月26日 23:28

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    コメントが難しかったので、♡と☆だけで済まそうかと思ったのですが、私だったらどう感じたか気になるなと思い、戻ってきました笑

    面白かったです!他の作品もですが、スケールの大きなものと身近な感情、空想と現実、善と悪、そういった相反するものの取り込み方が秀逸です。

    怪獣という非現実なもの(少なくとも現時点では笑)が登場する本作も、かえって怪獣の存在によって現実感が出ているというか、良い意味で怪獣は物語を彩る一つのアイテムに過ぎないんだろうなと感じました。怪獣というインパクトのある題材ながら、それを主に添えないセンスに感服です。

    作者からの返信

    返信遅れて、すみません。
    コメント、めちゃくちゃ嬉しいです。

    >そういった相反するものの取り込み方が秀逸です。

    ありがとうございます。「ウルティマ・トゥーレの大河」のときに、スケールを両極端に振るところを褒めてもらえたので、積極的に小説の中に相反するものを取り入れるように意識しはじめていたので、そう言ってもらえて嬉しいです。


    >インパクトのある題材ながら、それを主に添えない

    怪獣に詳しくなかったので、怪獣の描写にあまり手を出さないように気をつけました。神秘は神秘のベールに隠したままにすると、その方が普通の風景をリアルに見せられるというのが、今回学んだことでした。


    今後も、非現実的なもの、空想を違和感なく小説に取り入れたいですね。

    読んでいただき、ありがとうございました!

    2019年6月13日 19:09

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    「怪獣の足元にいる人々の話」、堪能させていただきました。火事場泥棒の話はありそうでなかったので新鮮ですね。「避けられぬ運命」である怪獣そのものに、あの世界はどう向き合っていくのか。その後のことを思うと、主人公含め幸ある今後を祈りたくなります。

    作者からの返信

    こんばんは!

    他の災害と同じようなことが、現場では起こりうるのかなと思ったとき、思いつきました。
    他の災害と違って、倒して勝つ!みたいな選択肢もあるので、怪獣と最前線で戦う人と、一般市民と、向き合い方がかなり違いそうです。

    主人公は、話の序盤から悪党なんですけど、いろんな方からこうやって幸せを祈ってもらったり、今後の成長をみたいと言ってもらったり、幸せな奴だと思います。

    コメント、星、ありがとうございました!

    2019年6月11日 17:41

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    チャート企画から読みに来ました。
    「あとがき」は読んでみたら完全に「あとがき」だったので、こちらに書き込みます。

    紹介文を読んで、そして本編を読み始めた直後は「『ウルティマ・トゥーレの大河』とは雰囲気が大きく違う作品っぽい」と感じていたのですが、少し読み進めたところで「なるほど、同じ作者の小説だ」と考えが変わりました。マンネリのようなネガティブな方向性ではなく、安心感というポジティブな方向性の『同じ』です。

    では、この作品のチャートを。頭の中で『ウルティマ・トゥーレの大河』と比較検討しながら、診断評価を考えました。


     ライトノベル ☆☆★☆☆ 一般文芸
    
 文学的要素 あり ☆★☆☆☆ なし
    
 エンタメ性 あり ☆★☆☆☆ なし
    
 男性向け ☆★☆☆☆ 女性向け
    
 キャラクター ☆☆☆☆★ ストーリー


    
 意外性 予想通り ☆☆☆☆★ 予想外
    
 合理性 納得 ☆★☆☆☆ 理不尽

    作者からの返信

    チャート、コメント、ありがとうございます!

    >「なるほど、同じ作者の小説だ」

    自分の色みたいなのはモノ、作風のようなモノを作りたい、と思っていたので、これはかなり嬉しいコメントでした。

    今回はどんどん予想外の方向へと話を進めたかったので、それに納得感も伴っていてほっとしました。

    チャート、ありがとうございました!

    2019年6月9日 18:53

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    チャート企画から参りました。

     ・ライトノベル ☆☆★☆☆ 一般文芸
     ・文学的要素 あり ★☆☆☆☆ なし
     ・エンタメ性 あり ★☆☆☆☆ なし
     ・男性向け ☆☆★☆☆ 女性向け
     ・キャラクター ★☆☆☆☆ ストーリー

    腹が立つ程、面白いですね!!(笑)
    正直、このチャート企画で「短編」に対する認識が変わりました。
    …お前が原因じゃコンチクショォォォーッ!!!!(笑)

    さて、チャートですが、一般文芸としてもライトノベルとしても
    どちらの読者層も行ける作品だと思います。
    なので、中央に★を置かせていただきました。

    文学的要素、ありです。
    ただ、この話は、もう少し長いエピソードを読んでみたい…!と思いました。
    あとがきにあるように別の方の作品にインスピレーションを受けられた…
    との事ですが(そちらは、まだ読んでおりません)
    …この、どうしようもない困難(=怪獣)から「逃げ出す事」で生き延びて来た
    主人公の、「この後」が見たいです。

    エンタメ性はやはり、かなりあるかと。以前もウルティマ・トーゥレの大河で
    コメントさせていただいた通り、他の表現方法に変換しやすいです。
    特に、最近流行りのカップヌードルの重めなCMや真・ゴジラのスピンオフみたいな感じになりそうなイメージです。

    男性向け、女性向け、と言う枠ではない気がします。あえて言うならば
    「困難から逃げ出したことのあるすべての人に」向けかな?

    ストーリー性はこれを長編にして付けていって欲しいのでキャラに極振りです。
    この子の成長がよみたいなーーーーー!と言う「読者」としてのわがままです。

    ちなみに、この「怪獣」は主人公たちの「日常」となるくらい頻繁に現れて
    15年も経過している設定です。
    そして、それに対応する警報まで出している。
    「怪獣」の襲来が避けられない現実なら、どうしてこの都市は高層マンションをまだ維持しているんだ?
    もっと低い階層の建物とか、地下を充実させるとか、そういう方向には行かないんだろうか?
    ガラスも、壊されるのを前提にもっと細かく割れて、人を傷つけないようにする、
    もしくはアクリル板など、変形はするけど、破壊されにくい素材に変えて行く、
    屋根に瓦は危険だから都市部では使わないように法律を作る、
    柔らかい新素材の瓦を造る…いっその事、移動式の家を設計して販売する。
    そう言う方向性で、人を…子供を、そして自分の過去を、助ける方法は有ると思います。
    だから、ここで、諦めて、腐るな!寛太ァァァ!!!
    と、どついてやりたい気分でいっぱいです(笑)

    戦うだけが、立ち向かうだけが潔い訳ではないですから。
    素材における技術革新が町工場から起こるって言うのも日本っぽいなぁ
    と思うので、全力で被害を少なくする方向に前向きに全力で逃げて行って欲しいです。

    作者からの返信

    たくさんのコメント、それにチャート、ありがとうございます!


    >…お前が原因じゃコンチクショォォォーッ!!!!(笑)

    嬉しいじゃないですかコンチクショォォォーッ!!!!


    >男性向け、女性向け、と言う枠ではない気がします。

    怪獣という題材なので、どうなのかな、と思ったんですけど読者の間口が広いモノを作りたいと思ったので、ほっとしました。


    >この子の成長がよみたいなーーーーー!

    もっと読みたい、という声を多く貰っていて、どの部分が気になるのかなと考えていたのですけど、主人公の成長なんですね。
    そこを書くのが苦手意識あります。


    >「怪獣」の襲来が避けられない現実なら、どうしてこの都市は高層マンションをまだ維持しているんだ?

    怪獣が現れたことによって、都市のカタチとか、法律や組織の在り方みたいなのは、たぶん変わっていると思うんですけど、今回は災害に直面した一市民目線で描こうと思い、敢えて設定を組むことをやめました。

    町工場目線の切り口は、まだ誰もやってないんじゃないでしょうか。想像できないですけど、あったら斬新で面白いかもしれません(´・ω・`)。


    こうやって主人公の行く末まで、考えてもらえるなんて、とても嬉しかったです。
    読んでいただき、ありがとうございました!

    2019年6月9日 18:46

  •  あとがきとへのコメント

    企画からまいりました。蜜柑桜と申します。
    まずはチャートから…
    ・ライトノベル ☆☆☆☆★ 一般文芸
    ・文学的要素 あり ☆★☆☆☆ なし
    ・エンタメ性 あり ☆☆★☆☆ なし
    ・男性向け ☆☆★☆☆ 女性向け
    独自チャートで…
    思考・考察向き★☆☆☆☆娯楽向き
    本で読みたい☆☆★☆☆映像で見たい

    非常に興味深く、考えながら読みました。怪獣は身の回りの何かに置き換えて、自分が何に逃げているか、何に動かされてきたのか、大事な行動は何か、眼を醒まされたようです。
    読書としては勿論、映像でも良いかもと思いまして最後のチャートも入れてしまいました…悪しからず。
    レビュー、解釈違いでしたら削除しますが…
    主人公の姿はどこか、自分を真の苦難から守るために、問題に眼を背ける、立ち向かわない、そういうことへの啓示を受け取りました。本来は立ち向かった先に何かがあるのに。
    皆様に読んでいただきたく思いました。

    作者からの返信

    こんにちは!
    コメント、チャート、それに星にレビューまで!
    ありがとうございます、とても嬉しいです。

    独自チャート、とてもありがたいです。ここ最近は、映像的な作風にしたい、という気持ちがあったので、僕にとってとてもタイムリーなチャートでした。
    映像的だけど小説らしく思考できるものにしたい、と思っていてそれが少し達成できたのかもしれない。そんなふうに思えました。

    レビューの解釈、自分がモヤモヤと上手く言葉に出来なかった部分を、ばちっと言い表してくれたように思います。


    >怪獣は身の回りの何かに置き換えて

    この言葉に、僕ははっとしました。怪獣は日常だ、と登場人物に言わせた理由を、あとから気づかされたような気分です。

    夢の中では怪獣が出てきても、現実の場面には一度も顔を出していない。それは、心の奥底の方にこそ本当の苦難があるからだ。

    そんなふうに書いている内には、気づかなかった部分を言い表してくれたようで、はっとしました。

    ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


    2019年6月7日 15:12

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

     チャート企画から参りました。

     ・ライトノベル ☆☆☆☆★ 一般文芸
     ・文学的要素 あり ★☆☆☆☆ なし
     ・エンタメ性 あり ★☆☆☆☆ なし
     ・男性向け ☆☆★☆☆ 女性向け
     ・キャラクター ☆☆☆★☆ ストーリー

     あくまで個人の印象です。ご了承ください。

     泣けたし、胸を抉られました。みなさん仰ってますが、これからのドラマに期待しちゃいます。

    作者からの返信

    こちらの方にも、チャートそして星まで、ありがとうございます!

    一般文芸寄りなのが意外で、チャート企画にこれを出して良かったなと思います。


    >泣けたし、胸を抉られました。

    まさか、自分の手でそんなモノを生み出せるとは思ってもいなくて、いま噛みしめています。嬉しいです。

    読んでいただき、ありがとうございました!

    2019年6月3日 17:28

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    チャート企画からまいりました。

     ・ライトノベル ☆☆☆★☆ 一般文芸
     ・文学的要素 あり ☆★☆☆☆ なし
     ・エンタメ性 あり ★☆☆☆☆ なし
     ・男性向け ☆☆★☆☆ 女性向け
     ・キャラクター ☆☆☆★☆ ストーリー

    とても面白かったです。これだけでも一つの作品としてきれいに成り立っているのですが、他の方も書いていらっしゃるように、ぜひ続きが読みたいと感じました。
    「怪獣」というフィクションの代表みたいな要素を使いながら、とてもリアルな世界が構築されており、さらにキャラクターの背景もよく考えこまれています。とても深い。
    怪獣の出現が日常と化した世界で、人々がどのように生き抜いていくのか。怪獣孤児の主人公の目を通して、いろいろなドラマを見てみたいと思いました。

    作者からの返信

    チャート、それに星までありがとうございます!
    想像以上に文学的要素が高くて嬉しいです。
    ファンタジーなものを、出来る限りリアルな現代に立たせたい、という気持ちがあったので、めちゃくちゃ嬉しいコメントでした。
    これ以上続けると、自分の筆力だではリアリティの面で粗が出そうだなと思ったのですが、もう少し考えてみようと思います!

    読んでいただき、ありがとうございました!

    2019年6月3日 17:24

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    「自作小説の成分チャートを作成しあいませんか?」の自主企画に参加していますのでチャート残していきます。

     ・ライトノベル ☆☆★☆☆ 一般文芸
     ・文学的要素 あり ☆★☆☆☆ なし
     ・エンタメ性 あり ★☆☆☆☆ なし
     ・男性向け ☆★☆☆☆ 女性向け
     ・キャラクター ☆☆☆★☆ ストーリー

     短編物なのに内容がよく作り込まれ一変二変するのには驚かされました。少し考えこまされる後味。正義のヒーロー物では出せない味と思います。
     これをもとに開高健の「日本三文オペラ」のような長編の泥棒物語にすると面白いかもと思ってしまいました。

    作者からの返信

    チャート、コメント、それに星まで、ありがとうございます。
    エンタメ性に、開きが出るようで面白いです。

    開高健の「日本三文オペラ」。
    気になります。
    沢木耕太郎さんの本で、開高健さんの名前は知っていましたが、まだ読んだことがありませんでした。内容も気になります。
    紹介してくださって、ありがとう
    ございます!

    2019年6月1日 14:46

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    初めまして、失礼します。
    チャート企画から参りました、蝉時雨です。読んだ所感にて、僭越ながら独断と偏見で診断させていただきました。

     ・ライトノベル ☆☆☆☆★ 一般文芸
     ・文学的要素 あり ☆★☆☆☆ なし
     ・エンタメ性 あり ☆☆☆☆★ なし
     ・男性向け ☆★☆☆☆ 女性向け
     ・キャラクター ☆☆☆★☆ ストーリー

     怪獣というものに対する人々の考え方が、身近な描き方で書かれていてもっと長編で読みたいと思わされました。
     人の生き方・考え方は人それぞれ。理解が得られずとも、それでも彼は足掻こうとした。その生き様が、虚構だとしてもなんとも言えない輝きがあるように感じました。

     以上、個人的な感想ですが、参考にしていただければと思います。

    作者からの返信

    こんばんは!
    チャートだけでなく、コメント、星まで、ありがとうございます!

    参考になります。特に文学的要素・エンタメ性の部分は、怪獣という題材を扱っていて、こういうふうな印象を受けてもらえるのは驚きと共にとっても興味深いです。

    何とも言えない輝きがある生き様、という言葉が、僕の中では新鮮な言葉で、嬉しいです。

    読んでいただきありがとうございました!

    2019年5月30日 23:41

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    警報の《―― ホニャララ 》による表現がいいですね!
    「」『』に次ぐ第三の話法として、今度、パクらせてもらいます!

    作者からの返信

    《》で、機械的な音声を。
    ──で、流れに無理矢理割り込んでくる時間経過的なものを。

    そんなことが表現できれば良いなぁと使いました。

    どこかで自分も、誰かが使っているのを見たことがあった気がします。どんどん使って下さい!

    読んでいただき、ありがとうございました!

    2019年5月29日 18:50

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    毎日たくさんの警鐘が鳴っていますね。
    天災、事件事故、経済や軍事、あらゆるところで。
    慣れてしまうんですよね。というか、諦めてしまっている。そして忘れる。

    自分に重なってはじめてそれを認識する。子供を助けることは過去の自分を救うことだったのでしょうが、代償もあったようですね。
    ただ、ようやく自発的な意思を見たような気もします。諦めてないから。

    現状の社会への静かな警鐘にも受けとれました。

    作者からの返信

    こんばんは!
    ふあさんの仰る通りで、いろんな異常事態にどんどん慣れて、果てには怪獣にも慣れちゃう。みたいな能力を、人は持ってる気がします。
    良い能力でもあり、悪い能力にもなるんですけど、一番大変なのは、「慣れたことに気づくタイミングは、問題が自分に降りかかった時」ということだと僕も思いました。


    >現状の社会への静かな警鐘

    自分への戒め的に書いたのですが、他の方にも届くなら嬉しいです。

    >自発的な意思を見たような

    最後の台詞、投稿数分前に書きました。救いの無いストーリーにしようと思っていたのですが、最後の最後に敗走から転じる可能性を示せればと思いました。

    読んでいただき、ありがとうございます!

    2019年5月29日 18:41 編集済

  • 《――進路予測が、更新されました》へのコメント

    短編にしてしまうには勿体ないほどに面白い作品でした。
    怪獣に対する人々の寄り添い方には、人間の数だけ存在していて、それを現実的に描かれているのが素敵です。

    面白かったなぁ、自分で思いつきたかったなぁと悔しく思ったり笑

    面白い物語をありがとうございます!

    作者からの返信

    コメント、星、ありがとうございます!
    「小説を書く方に、悔しがってもらえる作品を書けた」というのは、かなり自信になりますm(__)m!

    「逃げ惑う市民」みたいな、画一的な感じだけじゃない、したたかな(?)人達を、もっと細かく書こうと思いました。

    こちらこそ、ありがとうございました!

    2019年5月29日 18:23