物語の内容についても釘付けにされるが、読み終えた後又は読んでいる途中で昔の自分が大事にしていた物のことを思い出させてくれる。
子供の頃、遊んでいた人形はどうしたんだったかな? と思いました。転勤族だったので、引っ越しのたびにこっそり捨てられていたような? でも、なかなか捨てられないものですよね。もう遊ばなくなり、段ボールに入れて、押入れの中で忘れられたものは、そのまま記憶からも消え去って……。このお話を読んだら、ちょっと後ろめたい気持ちになりました。ちなみに、早い段階でニックの正体を見抜いて、えっへん!ちょいと威張っております。