荒んだヒーロー
宮沢しゅう
荒んだヒーロー
こんな小説と呼べるか分からない物を見に来て下さった読者の皆様、初めに言っておきます。これは共感を求めたいだけのただの自慰行為であり、私は「天才」が嫌いなわけでは無いことを、そして最後まで読まれた方には是非、あなたの感想をお書き下さい
「天才」そう呼ばれる人は皆、「バケモノ」であると私は思った。しかし、私が思う「バケモノ」は学生に限る。
「天才」とは、生まれるつき持った優れた才能であり、人の努力では至らないレベルに達した者達だ。
学生の内に、才能が開花し「バケモノ」なった人は周りの人を喜ばせ、そして意図せず殺していく
私も分不相応にも天才に憧れた。それは誰もが思う感情で、生を受けて約20年の間には誰もが諦める感情である。
気分を悪くしないで欲しい、経験を積むことで優れた才能を得ることが出来るとも思っている。 しかし、それは「天才」ではなく人生経験を積んで自分で手に入れた普通の人である。周りに賞賛されるが殺しはしない
「天才」は、見ている世界が違うと良く聞くが、まったくその通りであると言わざる終えない、努力をした者には経験した事があると思うが、技術が身につくと最初と景色が変わる事がある。「天才」は最初から、努力の後の世界を見ていると思われる。しかし、凡人の世界を見ることが出来ない「天才」は少し悲しいのかもしれない
それでは、なぜ「学生の天才」は「バケモノ」なのか
学生時代の私にとっては一番身近な存在なのに、私とは違う世界を見ている者を「バケモノ」と思ってしまったのだ。
社会人になった私は、20年ほどしか生きていない若者が、自分には出来ない事を成し遂げる姿を見て「バケモノ」と思ってしまった。
そして、今の私にとっては「学生の天才」はただの「バケモノ」でしかない
荒んだしまった私の感情に悲しくなる
幼い時に大人に出来ない事をしている「学生の天才」を「ヒーロー」と思っていた自分はどこに行ってしまったのだろうか?
荒んだヒーロー 宮沢しゅう @sh1105un
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