応援コメント

final36/36「黑の幻影」」への応援コメント

  • まさしく試合に負けて勝負に勝った瞬間なんですね……これでもう誰もかなえちゃんを狙う者はいない。まさしく幻也さんはかなえちゃんの未来を塗り替えた瞬間とも言ってもいい。

    忌み名を利用したこの作戦は本当に幻也さんらしくて、最後まで娘の為に頑張ったんだなぁと思います。きっといつまでも、かなえちゃんの事を見守っている事でしょうね。

    改めて全部読ませていただき、その迫力さと余韻には脱帽しました! 素晴らしい物語をありがとうございます!!

  • 単純な大勝利ハッピーエンドとは行きませんでしたか……
    だからこそ呪術をテーマにした作品としては見事、良いですねぇ
    設定もバトルシーンもストーリーも、すばらしくかっこいい物語でした!

  • 闇から闇へと影の中、愛する娘のために全てを捨てた男、その生き様と戦い…
    完結ッッッッッ!圧倒的な完結美!もう、最初から救われないと感じてました。
    二人が仲良くおひさまの下に出る、そんな最後は巡ってこないな、と。
    でも、俺の予想を超える凄絶さ、そしてその中で輝く小さな希望の光!
    大変な超大作を拝見しました、これだけの物語を書ききるとは、凄い力です。
    本当にお疲れ様でした、ありがとうございます!

  • 何者とも知れない一人の男が、ついに何者とも知れないなにかになった……

    振り返れば、呪術をギミックとして縦横無尽に駆使した展開、バリエーション多彩な敵たちとの戦闘がすごい濃度で詰め込まれていましたね。

    すごいなあ。ありがとう。お疲れさまでした。

  • 連載お疲れさまでした。
    完結、おめでとうございます。
    彼らに、安らかな日々を……!

  • 呪いを解き、呪いを為し、呪いと成る。
    機体の特性も、男の性格も目的も、そして呪術戦という戦いの在り方も、全てが見事にかみ合って構築された結末。
    語り残された要素は父娘の物語ではなく、あくまで父娘の物語として完結するという大胆な結末も納得の、素晴らしい最終回でした!

  •  忌み名。諱。その存在は知っていましたが、それをこういう風に使うとは。古代日本に存在した御木もそうです、作中に出てくる呪術・神話関係のワードは僕が知っているものも多く、それをそう使うのか! と最初から最後までずっとうならされっぱなしでした。

     くやしい! なんでこんなの書けるんだ!!

     なまじ知識がある分、この作品にどれほどの専門知識が込められているか、鉄機さんがそれらを吸収し、そして決して衒学的に知識をひけらかすのではなく、全てはドラマに必要なこととして物語に落とし込んでいるかが伝わってきて。

     その凄まじい労力と筆力に圧倒されています。

     率直に面白かった、素晴らしかったと、本当はそれだけ伝えれば充分なはずなのに、料理の味ではなく料理の腕を褒めるような不粋な感想を送りつけて申し訳ありません。同じ物書きとして嫉妬に狂わされたと、その事実もまた最大の称賛だろうと、余計かなとは思いつつもお伝えしました。

     もちろん味は最高でした。

     幻也さんが生きて帰ってこれからずっとかなえちゃんと一緒にいられるような、そんなハッピーエンドにしてしまってはこれまでの悲壮な戦いが台無しになってしまう。そうわかっていても何か救いをとあえぐ僕にそっと手を差し伸べてくれたような、切なくも優しい結末でした。

     僕は基本的にバッドエンドは嫌いです。長々と物語を追ってきて最後に納得がいかないと「俺の時間を返せ」と思います。でもこれはデッドエンドではあってもバッドエンドではなかった。ハッピーエンドとは言えないかも知れないけれど、この作品における最良で最高のエンディングでした。

     語彙が追いつかないほど凄いものを見せていただきました。本当にありがとうございます。想像を絶するほど大変だったでしょう執筆、お疲れさまでした。

     完結、おめでとうございます!!

  • 完結お疲れ様です。
    文字が滲んでよく見えないので、後でもう一度読み返しに来ます。

  • そもそも幻也さんはサカキと直接戦闘的な意味で、相手を直接的に打倒し
    滅ぼすという目的で戦ってすらいなかったのかもしれないと感じました。

    ある意味この素晴らしい最終決戦は、父が娘の未来の為に出来る限りを
    尽くすための舞台だったのだと思います。単純な力では届かないから
    その体と魂に刻まれた呪術をもってかなえちゃんの為に、閉ざされた
    未来を白紙に戻す。

    ただ、それだけが彼に出来る事だったんだなと。

    何はともあれ、完結お疲れ様でした! どこまでもストレートに父が愛を貫き
    ほんの少しの救いが残ったこのエンディング、僕は好きです。