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すべてがとけるまで

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玉山 遼

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★9
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • あきのななぐさ
    290件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    失ったのか、見失ったのか

    右手が透けている。
    その事実に直面した時、あなたはどう考えますか?

    なぜ?
    どうして?

    そこに自分なりの答えがあったとして、あなたはそれを受け入れますか?

    愛する人に打ち明けられますか?

    冒頭のただ一人の自分から、物語は人とのつながりを描いていきます。でも、右手は見えてません。感じることもできません。

    悪化する恐怖。
    それが生み出す周りの影響。

    主人公の心の葛藤を、冒頭から丁寧につづられていきます。


    その先に何があるのか。
    主人公は透明になった右手の向こう側に何を見るのか。

    ご自身の目でお確かめください。

    この世界に、自分以外がいる意味。
    それをこの物語は語りかけてくれるでしょう。

    • 2018年5月9日 23:07