突然目の前に現れて、「実はわし神様なんじゃが……助けてくれんかの?」なんて言われても。 当然、七海もそう思ったに違いない。 それどころか、「助けてくれんかの?」どころの話じゃない。 ハッキリ言って、勝手だ。 その可愛い姿が小憎らしく思えるほど、勝手だ。 それでも手伝ってあげる七海の方が、マジ女神(笑 さて、名前を忘れた神様の、大切な大切な名前を見つけてやる事ができるのか? この現代版昔話のようなほのぼのストーリーをご覧あれ。