コラムその11
登場悪魔紹介その4(最終回)
10.サタナキア
位階 第六位
契約者 処女宮
18cのイタリアで作られた黒魔導書『大奥義書』においてその記述が確認される。『大奥義書』には悪魔界の組織や役割が記されており、それによればサタナキアは事績上級の大将軍にあたり、あらゆる女性を従属させる能力を持つという。ネから始まりスで終わる某も元帥として名を連ねられており、博物知識に秀でているらしい。
悪魔の能力:「女性支配」……「女性」であれば自由に支配、隷属させられる能力。操の男性特化の魅了の能力と合わせれば男女どちらも支配可能。契約者も対象となるが、操の命がなければ命を奪うことまでは出来ない。支配対象は一回につき一人。
11.リリト
位階 第一位
契約者 魔羯宮
旧約聖書の34章14節に「夜の魔女」として登場する。その後も『創世記』や『アルファベット』、など、種々の神話体系に痕跡を残す。一説にはアダムの前妻であり、性生活がうまく行かず逃げ出したとも、その後悪魔と再婚しサタンの母(妻)になったとも。禁断の果実を取るようエバを唆した蛇の正体とする説もある。
悪魔の能力:「多重契約」……契約者を増やすことが出来る能力。契約者が死ぬと本来の契約者も死ぬ。多大なリスクと、信頼関係が不可欠なハイリスクハイリターンな能力。詳しくはEp.26-4を参照のこと。まさに悪魔と言っても過言ではない能力。
12.アイオーン
位階 第一位
契約者 金牛宮
本作のアイオーンは悪魔というよりも、
悪魔の能力:「魔力覚醒」……地上に存在する全ての悪魔の能力を完全に、本来の持ち主よりも巧く使うことが出来る。まさしく万能の能力。本人でさえもどんな能力があるのか把握していないのか、その場その場に応じて適宜使い分けている模様。
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