コラムその5

登場悪魔紹介 その2

4.アスモデウス

位階 第二位 智天使ケルビム

契約者 白羊宮アリエス 成瀬雅崇なるせまさたか


古代ペルシアの神アーリマンに仕える七大悪魔の一角、アエーシュマを起源とする悪魔。好色な悪魔として有名で、人間に取り憑く悪魔の代表格でもある。2世紀の『トビト書』においては美しい娘サラに取り憑き、嫁いだ男を七人とも殺害。ルーダンの悪魔憑き事件にも関与し、修道院長ジャンヌに取り憑き狂わせた。


悪魔の能力:「人体憑依」……人間の身体を触媒に、自らの実態を保つ能力。取り憑かれた人間は身体の全機能を奪われ機械人形と化す。なお、能力の関係で契約者が死んだとしても少しの間ならこの世に留まることもできる。他の契約者に対して攻撃可能。




5.オリヴィエ

位階 第八位 大天使アークエンジェルズ

契約者 双魚宮ピスケス 加賀美かがみアリス


17世紀のエクソシストとして高名なフランドルの宗教家、セバスチャン=ミカエリスが1612年に記した『驚嘆すべき物語』のなかの『悪魔の階級』対応表にその名を記された悪魔。第三階級に属している。大天使の君主であり、人間を無慈悲で残酷にするとされる。また、大食漢である。敵対する聖人は聖ラウンティウス。


悪魔の能力:「千変万化」……自身の姿をあらゆる動植物、物質へと変化させられる。変化した状態からまた別の事物に変化することは出来ない。唯一、魔導書グリモアにだけは化けられない。下級悪魔でありながら、応用の効く便利な能力を有する。




6.ラプラスの悪魔

位階 測定不能(概念悪魔)

契約者 宝瓶宮アクアリウス 朱鷺山ときやましぐれ


フランスの数学者、ピエール=シモン・ラプラスによって提唱された架空の悪魔。因果律や決定論の立場から、ある時点における原子の位置と運動量を把握できれば宇宙の全てを知ることが可能とされた知的存在。後に不確定性原理により原子の位置と運動量を同時に知ることは不可能なことが判明し、存在を否定される。


悪魔の能力:「全知全能」……この地上で発生したすべての事象を観測する能力。誰か一人でも対象となる事象を観測、記憶していれば情報を引き出せる。脳に多大な負担を強いるものの、他の契約者の居場所、能力、弱点なども全て把握可能な万能能力。


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