砂ぼこりと機械油の匂いで、かなり勝手にこの世界を頭の中に描いてしまいました。
めちゃくちゃなほどに技術が進んでいるんだけど、妙にレトロなところもある世界……。
(いいよねそれくらい)
「ディアスは厳粛な儀式に臨のぞむ神官のように、右義足をうやうやしく掲かげ、接続した」
とても気に入ったフレーズです。
ディアスさんがどれだけカーディルさんを大切にしているのかが、おもくそ伝わってきます。
作者からの返信
SFをやるうえで、レトロとはロマンに
通じるところがあると思います
いいですよね、レトロ…
ディアスがカーディルをなぜこうまで大事にするのか
過去編が終わったところで
「ああ、わかる!」
と言っていただけるよう
いいものを書きたいと思います
カーディルの義肢は「ただ歩行できればいい」「ただ物を持てればいい」という簡易的な義手と義足って感じですね。
神経接続式と言う高度な技術と本人曰く「人形とプラモデルを適当に繋げた」と言う玩具の様な見た目のチグハグ感が良い意味で矛盾してて好き。