何が悪いのか何も悪くないのか。はじめからそうだったのか。ぞわぞわと這いまわるような存在。止まったら死んでしまう魚のように徘徊していくもの。弱者を食い物にしては去って行く動物は人と言えるのか。描かれたシーンはごく一部なのですが、考えさせられるお話です。
それが通り過ぎるたびに、ぞわぞわするのは何故?それが通り過ぎるたびに、胸が痛く、何か不安で、落ち着かない気持ちになるのは何故?ぞわぞわする、不安な何か。それが居なくなった後は……