1日目
ドンドロロンロンロンドンロロンロンロン
俺水川京也年齢は24歳で顔はまぁ一般的な顔立ちだ。
職業は就活に失敗して引きこもりをしていた。 し て い た のだ。
そうこれから…!
俺の成り上がり生活が始まる!
ドンドロロロドンドドドドンドロロドロンドドド
「んー…なんだ…?」
AIPhoneから流れてくる軽快な着信音で目覚めた。
朝には辛い明るい画面から目を背けながらまだ寝たいので赤い着信拒否のボタンを左にスワイプした。
「二度寝するか…」
ドンドロロロドンドドドドンドロロドロンドドド
もう一度あの軽快な着信音が流れてきた
「なんなんだよ…!」
俺は仕方なくその着信に応じた。
「もしもし、なんでまだ寝てんのに2回もかけてくんだよ!」
「お兄ちゃんまだ寝てたの?!」
それは海外に留学している唯一の家族の妹の声だった。
「お前には関係ないだろ俺は引きこもりなのニートなの!」
「え…お兄ちゃん今日からおばあちゃんの会社の社長でしょ?」
「え…えぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「寝ぼけてんの?お兄ちゃんもう9時だよ?!早く準備していきなよ」
そこで妹との会話は終わった
あぁそうだった。今日から引きこもりじゃなくて社長だった。
やばいそんなことよりも急がないと…
会社から届いたスーツ諸々を来てダッシュ(もちろん元引きこもりなので走力は察してくれ)で駅に着いた。
はあはあはあはあ
流石に運動不足か…
やっと着いたあとは電車になるだけ…?
『現在JR中央線は人身事故の影響で、現在運転を見合わせしております』
こういうときに限って…
スマホの画面をタップし迂回路を調べたがめぼしい物はなかった
しょうがないタクシーで行くか…
タクシーの中であまり知らなかった祖母の会社について調べて見た
そこには衝撃の文字が連なっていた。
9割が女性社員のゲーム会社?!
俺はそのときとんでもない会社の社長になることにはじめてきずいた。
引きこもりの成り上がり生活 水村 健二郎 @NANONASHI
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。引きこもりの成り上がり生活の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます