60 歴史に残るラジオパーソナリティー。

 気づけば60回かぁ。

 毎日更新を始めて今回で何回目なんだろう?

 そういえば、数えていなかったです。後で、正確に数えると思いますが、今は意外と毎日更新できるものなんだなぁ、が素直な感想です。

 無職だから、できることだとも思いますが。


 さて、最近はもう自分が好きなことをお弁当のおかずみたいに詰め込んでいこうかな? くらいにしか考えていません。

 ということで、今回はラジオの話です。


 先日、花澤香菜のオールナイトニッポンが一夜限り放送されました。

 時間は火曜日の深夜一時で、花澤香菜のオールナイトニッポンの後にCreepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)と続きました。

 個人的にCreepy Nutsのラジオが僕は大好きです。Creepy Nutsはヒップホップアーティストなんですが、僕は彼らが作る曲も大好きなんです。以前、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのトリビュートアルバムが発売され、その中にCreepy Nutsも参加していて有名な「リライト」を担当していました。

 で、これが滅茶苦茶恰好よかったんです。正直、何百回聴いたことか分かりません。この歌詞が如何に好きかは、また別の機会に書きます(僕、こういうの多いなぁ)。


 そんなCreepy Nutsのラジオは、彼らの曲のタイトルを借りるなら「中学12年生」で、本当ノリが(あえてでしょうけど)中学生っぽいんですよ。

 以前、北川景子にモテる為に喋る回とかあって、終始ずっと僕は笑っていました。

 僕も大人になっても中学生っぽくはしゃぎたい。

 と思ったりしましたが多分、僕は結構その辺やっています。居酒屋とかで。そして、翌日に死にたくなってます。


 それは良いとして、そんなCreepy Nutsの前が声優の花澤香菜と。

 Creepy NutsのDJ松永とかすげぇはしゃぎそうだなぁ、と思って聴いたら、凄いはしゃぎようでしたね。

 花澤香菜がラジオの中で、Creepy Nutsのラジオを聴いていると発言したのがきっかけでしたけど。ホント、耳を塞ぎたくなるような童貞のノリでした。

 超面白かったですけど。


 で、今回、僕が書きたいのは、花澤香菜のオールナイトニッポンの、以前二回放送されたGOLDの方なんですね。そのGOLDは二回ともゲストが呼ばれて、一回目が二人、作家の西加奈子とアーティストの星野源で、二回目が作家の朝井リョウでした。

 僕は勝手に思っているのですが、朝井リョウは作家として名前が残るのは当然として、ラジオパーソナリティとしても名が残ると思っています。

 現在、朝井リョウがしているラジオは「ヨブンのこと」で元AKBの高橋みなみと共に担当しています。


 ついでに言うと、先ほど名前が出た、Creepy NutsのDJ松永と朝井リョウは友達です。二人が友達になるきっかけを与えたのは、オードリーの若林で、彼らとの飲み会の話はオードリーのオールナイトニッポンでも語られていました。

 オードリーの若林や朝井リョウ、DJ松永の三名にはある種共通点があると思っていて、誰かそういう「こじらせ男子」みたいな言葉を使って評論とか書いてくれませんかね?

 以前、ちょっと話題にあげた「男らしさという病」辺りの論も含めれば面白いものができると思うんですけど。

 あれ、僕が書くべきなのかな?

 うーむ。


 それはまぁ置いておいて、花澤香菜のラジオの話に戻しましょう。このGOLDの二回目、朝井リョウの回が超良いんです。

 というか朝井リョウ自身、顔が広く直木賞などを受賞して社会的認知度もある為か、よく色んなラジオにゲスト出演をしています。

 僕は全てを把握している訳ではないのですが、ゲスト出演した朝井リョウの喋りを聴いてきた中で、花澤香菜のGOLDが一番背伸びせず喋っているよう感じました。

 ラジオのゲスト出演の場合、全てがそうではないんでしょうが、役割があってゲストは喋ることが殆どです。その役割が花澤香菜のGOLDの場合、「同い年」というキーワードだけでした。

 最近の朝井リョウのラジオを聴くと、喋る技術が向上している為か、どんな状態でも面白くしてラジオを盛り上げてしまいます。良いことなんですが、技術の向上によって削られてしまう部分は必ず出てきてしまいます。


 しかし、花澤香菜のGOLDで朝井リョウがゲスト出演した時は二〇一五年一月で、今から四年も前でした。

 ちなみに「朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0」が始まるのは二〇一五年の四月からで、花澤香菜のGOLDの頃はまだ自分の番組を持ったことがない状態でした。

 その為、この「同い年」というキーワードだけで喋るのは結構なハードルだったのでしょう。朝井リョウのトークがとても素直なんです。

 この素直さはラジオバーソナリティー能力が向上した今から見ると非常に貴重なトークでした。

 繰り返しますが、朝井リョウは小説家として歴史に名を残すのは当然として、ラジオパーソナリティーとしてもその名を残すと思っています。

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